« バラ配合海藻パック「マスク・ダルモール ロゼ」のご紹介 後篇 | トップページ | 脂浮き/テカリ/皮脂過剰分泌の改善 原因は極度な乾燥肌 »

2011年2月17日 (木)

タラソテラピー海藻パック 「マスク・ダルモール ロゼ」のご紹介(前篇)

Newpackrs01_2

今回は、アルガアイ自慢の薔薇入り海藻パックのご紹介です。ブリアンの記事でも記述しましたように、百貨店さんや東急ハンズさん等の店頭で、実際にお客さまに手の甲で試していただいていました。それまでタラソテラピーを体験したことのあるお客さまには、ブリアンの香りは殆ど問題がなかったのですが、試されたお客様の中には、ブリアンの香りを嫌いなお客様もいらっしゃいました。とくに日頃から海藻を食されないお客様の場合、「タラソテラピーって、セレブの香りがするんじゃなかったの?」と、香りに関してお叱りをいただいたこともありました。(汗汗)

以下はブリアンの香りについての、おおまかな評価の割合です。
 
磯臭い : 10%
磯臭いがきれいになれるなら使いたい : 20%
とくに嫌いでも好きでもないにおい : 40%
たまらなく大好き(リラックスできる) : 30%

そこで弊社は30%のお客様にも快適に使用していただくために、ブリアンを消臭することにしました。しばらくは、百貨店さんや自然派素材のお店に並んでいる手作りコスメ原料や食品原料をくまなく探しまわるのと同時に、インターネットで原料屋さんにも問い合わせをする毎日でした。そうして見つけたのがセンチフォリア種のバラ粉末で、早速ブリアンに少し工夫を加えながら、調合していきました。そうすると、磯の香りが残っているものの、磯臭さ(生臭さ)はしっかりとれてしまいました。

しかしそのバラはピンク色に色あせていて、バラ自体は臭いと、モニターさんには不評でした。細菌検査をしたところ1,000,000/cfu(グラム当たり100万個)以上の細菌レベルでしたので、他に探すことにしました。センチフォリア種だけに限ると難しいと思い、近似種であるダマスクも対象としました。しかしことは、そう簡単ではありませんでした。日本ではまったく入手できなかったのです。これほどバラが大好きな国なのに、このことは全くの想定外でした。

そういうこともあり、私は海外に直接求めることにしました。まずはインターネットでバラの生産者や加工業者さんを調査し、メールで問い合わせます。最初に考えたのが、そう、あのブルガリアです。しかしここでわかったことは、ブルガリアはやはり旧東側であるために、設備が近代化されていないという点でした。ローズウォーター等の液体は、比較的簡単に作れます。しかし私が必要としているのは、バラ花弁粉末です。バラの粉末加工というものは難しく、あっという間に菌数が増えてしまいます。いくら立派に栽培された優れたバラであっても、加工工程で傷んでしまっては、なにもなりません。薔薇には抗菌力があるとよく言われますが、私が経験する限りでは、そのような事実は見当たりません。

そういうわけで、イランやパキスタン、そしてインド等の、他の国の業者さんに問い合わせました。結局は全部で、20社以上の業者さんとコンタクトしましたでしょうか、このように調査を重ねているうちに、どうやら北部インドでは、良質なセンチフォリアが栽培されていることがわかりだしました。センチフォリアは昔から中国のチベットから北部インド、そしてイランあたりにまで自生地が広がっています。自生地であれば、無農薬栽培も可能です。しかもインドは先進国に劣らず、工場の設備も進んでいます。そういうわけでインドの業者さんに絞り込んだわけですが、安全性の高い製品を製造している業者さんを見分けるのに、たいへん苦労しました。たとえば「無農薬栽培」だと言っていても、いざそのエビデンスを求めるとごまかす企業さんであったりと・・・。そうしているうちに、とても正直な企業さんと、知り合うことができました。

Rose01_3

さっそくサンプルを取り寄せたわけですが、そのバラは見事なほど紫色の粉末で、素晴らしい香りを発していました。(写真は、粉砕工程直前のバラの花びらです。)一応弊社にても細菌検査も行いましたが、菌数もうまくコントロールされていました。まさに、上物でした。モニターさんにも嗅いでもらったところ大変好評だったので、その業者さんに決めました。何よりも安心なのは、製造ロット毎に農薬検査書も提出して下さることです。マスク・ダルモールは浸透性が高いために、農薬が含まれていたら、当然お肌に農薬を送り込んでしまうことになります。そういうわけで、安心して使用できます。

そしてこのバラ配合タラソマスクの部肌効果なのですが、ブリアンでケアした場合よりも、さらにお肌が若々しく、柔らかく仕上がります。そしてバラ特有の効果のためか、お肌の透明感も上がるようです。こういった経緯をたどって、マスクダルモール ロゼの試作品が出来上がりました。

さて、それからが、最後の仕上げです。次回は「マスク・ダルモール ロゼ誕生」の後半を、お知らせいたします。

  

Trial_bunchu01

タラソテラピーお試しセットのページ [携帯/スマホ/パソコン

Adosusume1e_3
Adosusume2_3
Adosusume3_3
Adosusume4_4
Adosusume5b

公式サイト内の拡大図

■アクア・ダルモール77製品ページ[携帯/スマホ・パソコン

■マスク・ダルモール 製品ページ[携帯/スマホ・パソコン

Algai2013tm

 携帯/パソコン

|

« バラ配合海藻パック「マスク・ダルモール ロゼ」のご紹介 後篇 | トップページ | 脂浮き/テカリ/皮脂過剰分泌の改善 原因は極度な乾燥肌 »

美容・コスメ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: タラソテラピー海藻パック 「マスク・ダルモール ロゼ」のご紹介(前篇):

« バラ配合海藻パック「マスク・ダルモール ロゼ」のご紹介 後篇 | トップページ | 脂浮き/テカリ/皮脂過剰分泌の改善 原因は極度な乾燥肌 »