脂浮き/テカリ/皮脂過剰分泌の改善 原因は極度な乾燥肌
一般的には、例えばお顔全体がカサカサ乾燥している場合は、「乾燥肌」と呼ばれるようです。一方、ホッペやお口の周囲は乾燥しているのに、おでこや鼻の頭などのTゾーンが皮脂で厚く覆われる(てかりがある)場合は、「混合肌」と呼ばれています。そして一般的によく行われている、これら2つの肌タイプの対処法は?
乾燥肌 : とにかくこまめに潤す。
混合肌 : 乾燥している部分は潤し、てかる箇所はあぶら取り紙で皮脂を取る。他に、収斂化粧水を使用したり、皮脂吸着ファンデーションを使用する方法もあり。
しかしアルガ・アイ的には、スキンケアの対処方法は1つです。テカリも乾燥も、根っこは同じです。しっかりと潤してしまえば、テカリ(脂浮き)もカサカサもおさまります。
よく「インナードライ」といった言葉が使用されますが、アルガアイ的には正しい言葉ではありません。なぜなら「インナードライ」の時は、「アウタードライ」だからです。油分は潤いではありません。
お肌が極度に乾燥すると、皮脂が出ます。分泌された皮脂がお肌をベットリとコーティングして、さらなる乾燥からお肌を保護するわけです。でもこのことは、意外と知られていません。百貨店さんなどでの実演販売時にお客様とお話している際にこのことをお話すると、「え? ホント?」と、ほとんどのお客様は言われます。ホントなのです。
「夕方になると、顔が老けて見える。」と言われる、多くの働いている女性がおられます。一生懸命に働いておられるわけですから、きっとお疲れなのでしょう。と、ひとことで片付けてしまったら、今回のテーマはここで終わってしまいます。どうやらこれはお肌の乾燥が、大きな一因でもあるようです。朝お肌に補給した水分も、だんだん放出していきます。ですから朝のお顔と夕方のお顔は、当然違ってきます。混合肌の方がテカリを気にし出すのは、やはり午後からです。終業前の1時間に、ピークに達する方が多いようです。
弊社のアドバイザー医師の先生は、奈良県三郷町の医療法人やわらぎ会理事長の、北廣美先生です。代替医療の分野では、とても有名な先生です。私はさっそく先生に、この「テカリ」現象についての、ご意見を求めました。すると先生のご意見はやはり、「テカリは肌の乾燥が原因で、皮脂を大量分泌してさらなる乾燥を防ぐ現象。」だそうです。つまり、「皮脂で覆われているお肌はじつは乾燥していて、潤せばテカリは解消される。」ということです。また、お肌の乾燥についてお詳しい、アトピー性皮膚炎の患者さん団体の理事長さんにうかがうと、やはり北先生とご意見は同じです。
このように、皮脂は無意味に分泌されていたわけではないのです。皮脂が分泌されないと、お肌が干からびてしまうのです。いわば自前の、天然保護クリームともいえるでしょう。そしてここでもうひとつ触れておかなくてはならないことが、「クリーム」です。使い方によっては有益なクリームも、使い過ぎることによって問題が起きるようです。それは「皮脂分泌の低下」です。
以上が皮脂の役割を重視した、アルガ・アイ的スキンケア法です。
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