微量の放射能で汚染された野菜は健康にプラス?
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目の前に、国の安全基準を満たした、ごく微量の放射能で汚染された葉物野菜があるとします。私は迷いなく、その野菜を食することを選択します。なぜなら葉物野菜にはβカロテンがたっぷり含まれていて、内部被曝を抑えることが期待できるからです。この時期だからこそしっかり栄養摂取をしておかないと、逆に放射能に対して弱体化しかねません。
米国の国立生物工学情報センターのサイトに、1990年代に北里大学で行われた、マウスを使った被曝実験が掲載されていました。その時使用された放射性物質はヨウ素125で、現在問題になっているヨウ素131とは違います。マウスにホソメコンブやスサビノリなどのエキスを飲ませて、被曝の低減に効果があるかを実験したわけです。
その結果、海藻中の非放射性ヨウ素が濃い目のエキスを与えたマウスでは、7日間継続して、耐内部被曝効果が得られそうです。7日間とは、ヨウ素が甲状腺ホルモンに取り込まれる期間に相当します。そして最後に北里大学の先生がたは、海藻に含まれる非放射性ヨウ素の働きの他に、海藻に含まれるミネラル類やβカロテンなどが、内部被曝を低減させたのではという言葉で締めくくりました。
βカロテンが紫外線対策としてだけでなく、放射線対策としてある程度有効であることは、古くから知られているようです。食用海藻は“sea vegetable”とも呼ばれますが、やはり新鮮な野菜には、カロテンの含有量は負けてしまいます。ですからニンジンや葉物野菜が、どうしても必要なのでしょう。しっかり野菜摂取をしなければ、βカロテンの摂取不足による、耐被曝力の低下も当然懸念されてきます。
βカロテンの摂取方法は、私はあくまでも通常の食事、できれば和食による摂取を前提として、述べさせていただいています。βカロテンのサプリメント摂取で、逆にガン発生リスクが高まったという報告もありますので、サプリをご利用の場合はそのあたりはしっかりと確かめておくべきでしょう。
昨日、福島県のお百姓さんが自殺されたとの、残念な報道がありました。せめて他の汚染度の軽微な地域では、お百姓さんに風評被害を与えることなく、冷静に、そして楽しく食事をできればと思います。風評被害でお百姓さんをしいたげることは日本の農業の弱体化を招き、それはそのまま私たちが、自分で自分の首を絞めることにもつながりかねません。
原発事故発生当初、原子力保安院の方が記者会見で「ちょっと待って下さい。今考え方を整理しますから・・・。」などと口を滑らせてしまい、事実を国民に伝えることよりも事故の整合性を整えていることを暴露してしまいました。この発言に対し、私を含めて多くの方々が、疑心暗鬼に陥ったのは事実でしょう。しかし今は国のあらゆる機関が「放射能汚染の安全な範囲」を策定しているので、それはそれで信じるべきでしょう。
原発事故が起こってしまったわけですから、この先何年か何十年かは不明ですが、日本にいる限りは放射能と付き合っていかなくてならないのは、残念ながら現実です。ならば上手にお付き合いしたほうが、きっとよいかもしれません。これだけ食に関しての混乱が生じているわけですから、学者さんが集った討論会でも催されてほしいところです。食の啓蒙が完全に、置き去りにされてしまっています。
なお、国の研究機関による発表は、日本人であればそれなりに海藻を食しているという大前提に、立脚している可能性を否定できません。ですからやはり、海藻がふんだんに使用された、和食の啓蒙が望まれるのではないでしょうか。渇藻に含まれるアルギン酸などは、間接的に放射能の排出を促すことも期待できそうです。(もしかして、国が原発で使用することを検討している特殊な布とは、アルギン酸やキトサンを処理したものでは?)
福島の原子力発電所で、今まさに命がけで業務に就かれている方々のご健康と、一日も早い鎮静化を、お祈り申し上げます。
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