情報を「断定」か「推定」で選択する
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非常事態において、根拠もなく「危険をあおる」ことも「安全をあおる」ことも、控えるべき行いでしょう。危険をあおることは混乱や過度なストレスを招き、パニックにさえ陥ります。いっぽう、安全をあおることは場合によっては、将来において毒物による後遺症をもたらす可能性があります。
弊社の手作り化粧水キットのユニットやタラソパックを作って下さっている㈱佳香園さんの、研究担当責任者さんも製造課長さんも大事なポイントにおいては、必ず断定的な言葉でお答え下さいます。「・・・だと思う。」といった語尾を、まず使われません。即答できない場合は必ず、「後日調べて回答」とお答え下さいます。ですから私は100%、㈱佳香園さんを信頼しているわけです。
「・・・・だと思う。」という言葉は平時においては、「私ごときが考えること」といった謙遜の意味を込めて、使用されることがあります。しかし非常事態においては、発言に対する責任の回避の余地を作っておくためにも使用されます。「この程度の放射能であれば、まったく安全だと思う。」という文章には、その文章に続く言葉も見落としてはなりません。即ち、「安全だと思うが、場合によっては身体的被害をもたらす場合がある。」という、無言の文章です。もちろん断定できない事象もありますが・・・。
私がまだ会社員をしていた20歳代の頃、上司からこのあたりについて、厳しいご指導を頂きました。努力して調べれば事実が確認できるレベルのことを「・・・だと思う。」と語尾を濁せば、よく叱られたものでした。情報を正しくキャッチしないと、ビジネスの生死にかかわります。逆に自らの意見を上司に申し述べる場合は、「・・・だと思う。」としたものです。
幸いにも最近はTVに、多くの医療関係の先生がたがコメンティータとして、出て下さるようになりました。とても安心できる状況になってきたのですが、先生によっては言われている内容に差があるのも事実です。その場合は視聴者が情報を、選択するスキルが必要となります。その場合は、「だ。」とか「です。」といった語尾で、締めくくられている先生のほうが、信頼性が高いとアルガ・アイは考えます。
情報の取捨選択に困られている方の、ひとつのご参考としていただければ幸甚です。
なお、「・・・だ。」とか「必ず・・・。」といった断定的な言葉で、健康弱者に高価な商品を売り付ける、悪徳商法が存在するのも事実です。生命の危機が迫っている健康弱者に対し、お医者さんでもないのに「これで治る!」と言って、高額な商品を買わせたりと・・・。
今回は原発事故もあり、今後彼らが東北を中心に、活発に暗躍することも懸念されます。「これをのまないとガンが肥大する!」だとか、「これを飲まないと放射能で死ぬ!」といった断定的な言葉で、脅迫的なほど不安をあおる押売り等には、今後注意する必要があると思います。
とくにご高齢者が心配です。近所のおばあちゃんやおじいちゃんが被害に合いそうな時は、みんなで守って上げましょう。
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