東大の先生曰く 「海藻を食する日本人は放射能に強い!」
昨日(3/31)朝8:15からのNHKの番組で、東京大学の先生が、下記のように言われたそうです。
「チェルノブイリの場合は内陸部にあり、日本人のように海藻を食していなかった。日本人は海藻を食しているので、今回の原発事故では、チェリノブイリのような問題は起こらない。」
教育機関を含めた国家機関で、放射能に対する海藻摂取による防護力を、このように肯定された方は、原発事故後おそらくは初めてではないでしょうか。現在の「ヨード行政」が、足枷になっているのは理解できます。しかし同じ言って下さるのであれば、事故後もっと早く、もっと大々的に言って頂きかったと思います。
先ほどの東大の先生が言われた主旨を、海藻摂取不足の方にあてはめると、
「海藻摂取をしていない方には、チェリノブイリで起きたような問題が発現しうる。」
ということになります。市民団体や環境団体さんによっては、原発の近くに住んでおられた方に、放射能による後遺症がでることを、覚悟しているともうかがいます。
ほんとうに、もっと早めに言っていただきかったと思います。そうすれば、お味噌汁にチョロっと入ったカットワカメだけしか食していない妊婦さんは、もっと適切な量の海藻を食していたと思います。また、日頃は洋食主体のお母さんも、子供さんに昆布だしベースのお味噌汁を作って上げたかもわかりません。
私の過去のブログ記事の繰り返しになりますが、東大の先生も国も、日本人は充分海藻を摂取しているとお考えです。しかしそれはあくまでもマクロ的な平均値であり、ヨード不足が深刻化してきていると、指摘されている先生もおられるわけです。
そういうわけで、原発事故発生後、多くの市民団体やお医者さん等が、適切な範囲での海藻摂取をネット上で発信し続けていました。しかし、「昆布50グラム摂取」という危険なチェーンメールが出回ったこともあって、マスコミや国が一斉に海藻摂取そのものを全否定してしまうといった、残念な事態までいたってしまいました。
海藻摂取不足による、悲劇が起こらないことを、祈るばかりです。
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