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2011年6月25日 (土)

ヤシ油脂肪酸アルカノールアミド含有のヤシノミ洗剤の危険性

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これまで「天然のものは化学合成品より安全?」という題目で、化粧品と食品について述べさせていただきました。今回は洗剤編です。

 

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この本はあの有名な、シャボン玉石けん㈱の先代の社長様が書かれた本です。当初同社は合成洗剤を製造していましたが、従業員さんやその家族さんに皮膚トラブルが頻発したそうです。合成洗剤のこういった危険性を経験されたこともあり、洗濯用の純セッケンの開発を目指されたわけです。

もちろん、製造方法を確立されるまでは、たいへんなご苦労があったようです。全身粉石鹸まみれになりながら、ついに中空粉石鹸の製造方法を確立し、洗濯用洗剤業界での現在の地位を確立されました。2007年3月に代表取締役を退任されるまでは第一線でご活躍されて、ご退任後わずか半年で永眠されました。自らなすべきことを成就させて、人生を終えることこそ最高の人生であると、同氏の生きざまに憧れます。

日本人に対する同氏の遺産は、単にセッケンだけではないと思います。それがこの本です。私は現在CS(化学物質過敏症)患者さんに、テスト的に洗濯用洗剤を供給させていただいていますが、ある皮膚炎患者団体の理事長さんが、勉強のために私に貸して下さったのです。私にとっては、たいへんな勉強となりました。

無農薬栽培で天然素材であるアブラヤシの実(ココナッツ)から採取された油脂自体は、オーガニックと言えましょう。しかしその油脂を化学合成してできた合成洗剤は、もはや合成洗剤です。結果的には他の合成洗剤と、大手メーカーさんの合成洗剤よりは、多少環境負荷が小さいかもしれないですが、大差はありません。と、そのように私はイメージ的に認識していましたが、それはどうやら、大きな間違いのようです。この本によれば、ヤシノミ由来の合成洗剤よりもむしろ大手さんの合成洗剤のほうが、概して安全なのです。

ウニの卵に対する毒性の実験が、この本に掲載されていました。毒性を5段階に分けて、生協製品のような安全な製品は「A」として、危険度が10倍上がることに「B」、「C」となり、極めて危険なランクが「E」です。

Eには米国のマルチ商法の洗剤が分類されていました。末端の構成員は、「環境にも人体にも優しい洗剤。」として買わされるようです。Eと同じランクに記載されていたのが、殺精子剤(避妊具)で、その洗剤には殺精子剤と同じ成分が使用されています。マルチ商法の末端では、わざわざ高いお金を払って、殺精子剤でお洗濯をされるわけです。その洗剤で洗った衣類を身につ方の生殖器に、何らかの不都合が出たとしても、不思議ではありません。

それより1ランク安全なレベルがDで、「非常に有害」という表記になっています。そこに掲載されているのが、キッチン用や全身シャンプーとしての椰子の実洗剤(ヤシノミ洗剤)なのです。製品イメージと安全性の余りにも大きな乖離に、私は驚いてしまいました。なぜならこういった製品は、アトピー対策グッズの販売サイトなどで、「肌に優しい」と宣伝され販売されているからです。概して大手メーカーさんの洗剤は、B「やや有害」かC「有害」です。

ご存知のように、アトピー性皮膚炎の患者さんは、皮膚バリアが万全ではありません。またCS患者さんはタンパク質摂取不足のためか、お肌が非常に弱いようです。合成洗剤はセッケンとちがって、健常者の肌でも突っ切ります。突っ切って洗剤に含まれる毒物を、体内に持ち込んでしまいます。皮膚バリアが万全でない患者さんが使い続ければどうなるかと想像するだけで、とても恐ろしくなります。

ただでさえ人類の染色体が、危機にひんしていると言われています。ご存知のようにY染色体は修復が可能ですが、X染色体は修復できません。身体的弱者のみなさんがますます傷つけられるようなことだけは、許されるべきことではないと思います。

この本を貸して下さった皮膚炎患者団体の理事長さんによれば、お肌にもっともマイルドな洗浄剤は、無添加の牛脂セッケンだそうです。ただしCS患者さんによれば、牛脂セッケンがお肌に合わないこともあるようです。その場合は、植物性脂肪を使用した石鹸となります。別の記事に記述させていただきましたが、日本は1970年代に必要もない危険で生分解しない農薬をバラまいたという、黒い歴史があります。おそらくはそういった農薬が未だに牧草に吸収されていて、CS患者さんを刺激しているのではと推測します。

ついでながらですが、「天然」という言葉のトリックにひっかからないための情報を掲載している2つのサイトを、下に列記しました。お役に立てれば幸甚です。

静岡市さんのホームページ 

Wikipediaさんのホームページ

 

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