弱酸性化粧水が乾燥肌や敏感肌に低刺激でお肌に優しい? スキンケア効果・美肌効果が高い名湯・秘湯はアルカリ温泉です!
「化粧水は弱酸性のほうが、お肌に優しい。」と、あちらこちらでよく耳にします。恐らくは日本でのスキンケアの、基本中の基本とされているのではと思います。しかし下記その理由を探してみても、明確な根拠はいっこうに見つかりません。しいて申し上げるのでしたら、下記の理由程度でしょうか・・・。
1.正常なお肌は弱酸性だから弱酸性のスキンケア製品がよい。
2.洗顔料で洗った後はお肌はアルカリだから、弱酸性化粧水で弱酸性に戻す必要がある。
しかしアルガ・アイ的には、これらの理由には疑問です。なぜなら。たとえば「名湯」と呼ばれる温泉や、「美肌づくり」に推薦されている温泉のほとんどが、弱アルカリ性である点です。また海水浴をすることによって、お肌はとてもキレイになります。
肌から汚いものが出て、必然的に肌上が弱酸性にある。だからアルカリで洗い流すほうが望ましい。
こう説明されるのは、弊社アドバイザーの北廣美先生(奈良県三郷町医療法人やわらぎ会理事長)です。北先生は日本の代替医療分野では超有名な先生で、ガンなどの疾病の他に、老人性掻痒症やアトピー性皮膚炎などの皮膚病の、エキスパートでもあります。
以前アトピー患者さんのスキンケア用として、海塩と海藻ミネラルを美肌成分とする中~弱アルカリ性の化粧水の供給を、北先生より頂戴したことがあります。ある程度アルカリ性が高ければ、黄色ブドウ球菌等の雑菌を、肌から取り除くことができるからです。
北先生によれば、たとえアルカリ性ローションを塗布した場合であっても、肌上がアルカリに傾くのは一時的であり、すぐにお肌は弱酸性に戻るそうです。このようにお肌には、自然と弱酸性に戻る必然性があるわけです。なおこの化粧水はあくまでも患者さん用であり、一般用ではありません。アルカリ度が高くなると、刺激等のマイナス面があります。
また販売されている洗顔フォーム等の洗顔料は、ほとんどが弱酸性~中性洗剤です。合成洗剤であれば特段アルカリに傾かせることもなく、強力に洗浄できるからです。以上のことから、上記1および2の理由は、説明するに充分な理由とはいえないでしょう。
以上のことから、「弱酸性の化粧水は、お肌に優しい。」という言葉自体は間違とは言えませんが、不十分な表現であると、アルガ・アイは考えます。アルガ・アイ的な表現であれば、「弱酸性の化粧水はお肌には無難。しかし弱アルカリ性、できれば微弱アルカリのほうが、お肌にやさしく有益。」となります。
ひとつのご参考として頂ければ幸甚です。
《公式サイト内の人気記事 化粧品成分編》
《公式サイト内の人気記事 ファンデ編》
《他の関連サイト等》
● サブ公式サイト
● はてなブログ
| 固定リンク
« 毛穴の開き/毛穴の汚れ対策 デイリーケアとスペシャルケア | トップページ | パラベンより安全なフェノキシエタノール? うつ病発症の原因/危険性が疑われるインクや化粧品成分 印刷業にうつ病患者が多い原因? »
「美容・コスメ」カテゴリの記事
- お風呂好きや温泉好き/温泉旅行好きなお父様への父の日のプレゼントに! 上級タラソテラピー入浴料/バスソルト コートダルモールジャポネ(2024.06.10)
- ステロイド剤よりもグリチルリチン酸二ジカリウム(ジカリウム/2K)のほうがステロイド様作用が強いことも! アトピー肌はご注意(2019.12.21)
- ストッキング 伝線防止/予防&節約用化粧水?(2019.12.13)
- フェノキシエタノール配合化粧水でうつ病が悪化? 印刷業との関係(2019.12.03)
- グリチルリチン酸ジカリウム(2K)配合コスメの常用でお肌がくすんで薄くなる副作用 ピーリングで肌荒れや炎症を起こす危険性も!(2019.12.02)
コメント