流通科学大学の学生さんによる「頼っとって」の実演販売
弊社が年に2回参加させて頂いている、姫路の老舗デパートのヤマトヤシキさんの健康フェアーに、流通科学大学の学生さんたちが今日から参加されました。商品は「頼っとって」というネーミングの取っ手で、階段の手すりに50cm間隔で取り付けて、お年寄りの昇降を手助けするものです。産学共同プロジェクトによる、とても志が高い商品です。
流通大学の学生さんたちは手分けして、多くのおじいちゃん、おばあちゃんたちのご意見を集め、この商品に仕上げたそうです。なおこの「頼っとって」は卒業された先輩の事業を引き継ぎ、後輩の皆さんが自ら店頭でのテスト販売をされているそうです。
取っ手の角等は丸みを帯びている等、お年寄りに優しい心遣いでいっぱいです。価格も1個当たり980円と、とてもお手頃です。何よりも大事なことは、学生さん一人ひとりがお年寄りを大事に思う心から開発された商品であるという点です。
私は別記事で、関節症(関節痛)でお悩みのお年寄りをだまして、暴利を貪る健康食品のことを書かさせていただきました。このようにお年寄りの財布の中身をくすねるような行為を行っている健康食品の業者は、残念ながら存在します。膝が悪化すると第2の心臓が低下し、長生きができなくなります。おじいちゃんおばあちゃんの快適で安全な生活を願っている学生さんたちの、爪の垢を煎じて飲ませたいものだと思います。
お年寄りの膝を守るためには、こういった悪質業者の消滅も必要でしょうが、NSAIDsと人工関節手術を基本とする行政のガイドラインの見直しも、必要だと思われます。統計をとったわけではないですが、お医者さんに対して不信感を抱いているお年寄りも、多くおられます。また、変形性関節症に対するコンドロイチン硫酸Naの有効性が、もはや世界で広く実証されているわけですから・・・。
膝を深く曲げ伸ばしすることは苦でありますが、膝の健康維持には欠かせません。おじいちゃん、おばあちゃんの膝がますます健康になり、「頼っとって」で快適に階段を昇降される明るい未来が来ることを、私は望んでいます。
タラソテラピーのアルガ・アイ 公式ホームページ [携帯/パソコン]
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