リサイクル/エコロジーに伴う新たなモノマー公害の可能性
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今年の夏先にCSSC(化学物質過敏症支援センター)を通じてCS患者さんから、オーガニック洗剤の試作品の支給依頼をいただきました。用途はてっきり洗濯用だと私は思っていたのですが、台所の流しなどの洗浄用としてのことでした。
その後詳しくうかがっていくと、海を隔てた廃プラスチックリサイクル工場から、細かな白い粉塵が患者さん宅に飛来してきて、流しをはじめとするあらゆる箇所にこびりついて困っているとのことでした。物理的な汚染の場合は、界面活性剤は機能しないため、試作品のこの用途への使用はあきらめました。
この白い粉塵の正体は、プラスチックが破砕される際に飛び出す「モノマー」と呼ばれるものです。非常に細かい粒子で、その大きさはサブミクロン(1μ未満、1μとは1/1000ミリ)だそうです。とくに塩化ビニル系のモノマーが、毒性が強いともいわれています。
この白い粉塵が煙として対岸の煙突より海を渡ってくると、患者さんは頭痛等の体調不良に陥るそうです。またマスクを装着しても、ほぼ効果はないようです。それほどこのモノマーは、細かい粒子なのです。リサイクル工場ではフィルターを使ってモノマーを処理しているとのことですが、はたしてそのフィルターの目が、モノマーの粒径より細かいかは不明です。
廃プラスチック等のリサイクル工場に行かれたご経験がおありの方はご存知だと思いますが、工場内だけでなく周辺まで、かなりの量の粉塵が舞います。ひとことで言えば、作業環境は劣悪とも言えるでしょう。労働者の健康確保だけでなく、周辺の住民への、負担軽減が求められるでしょう。
エコ(エコロジー)とはは元来、環境や人体に優しいものであるべきでしょう。エコが環境や人体に悪影響を与えるのであれば、本末転倒も甚だしいと思います。また、決してリサイクル業界だけの問題とせず、みんなの問題と考えるべきだと思います。みんなが消費した結果のリサイクルなのですから!
モノマーと疾病との因果関係が適切に探究され、速やかに原因が取り去られることを、アルガアイは望みます。
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