石鹸洗濯 綿製等衣類は予洗いが効果的 石鹸vs合成洗剤④
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前回の記事では、石鹸洗濯に否定的な意見を検証しながら、やはり石鹸洗濯のほうが安全性が高いことを、確認してまいりました。今回は効果的な石鹸洗濯について、書きたいと思います。
この本は以前の記事でご紹介させていただいた、シャボン玉石けん㈱の先代の社長様が書かれた本ですが、セッケンユーザーさんが意外と実践されていないことで、重要なことがひとつありました。それは「予洗い」です。
「予洗い」とは言葉のとおり、洗剤を使用した「本洗い」に対する言葉です。本洗いに先だって、とくに物理的な汚れを落としてしまうことです。この予洗いで汗等の汚れを落としておくことは、本洗いに大きく影響してきます。
汗に含まれるマグネシウム等ミネラルと石鹸成分が結びつくと、金属石鹸をつくってしまいます。一旦金属石鹸ができてしまうと、その石鹸成分は洗浄力を失います。合成洗剤の場合ももちろんマグネシウム等と結びつきますが、セッケンほど洗浄力が落ちない優秀性があります。
とくに汗を含みやすい綿製衣類のお洗濯の場合は、予洗いがとても有効となります。セッケン洗剤をご使用で予洗いをされていない方は、ぜひ予洗いをお試し下さい。しっかりとした洗濯効果が期待できるだけでなく、洗剤の節約もできます。加齢臭などの体臭が気になる方は、試す価値大だと思います。
以下は余談ですが・・・。
さきほど「金属石鹸」にふれる際に、合成洗剤の洗浄力を「優秀」と記述しました。じつは合成洗剤(合成界面活性剤)のこの「優秀性」が、お肌に直接使用した時や残留洗剤として衣類に残った時に、「危険性」へと変貌するわけです。
お肌の角質層にはミネラル類が含まれているため、通常の範囲で純石鹸を使用した場合、洗浄成分は角質層より先には進みません。しかし合成界面活性剤の場合は、皮膚に含まれるミネラルの影響が少ないために、どんどんお肌を突っ切っていきます。(過去の記事でも「セラミド」を突っ切ると記述させていただきました。)
石鹸洗剤による洗濯の場合は、ひと手間もふた手間もかかりますが、過去の記事のようにスキンケア性においては、明らかに石鹸のほうが優れています。とくにアトピー性皮膚炎患者さんには、間違いなく有効でしょう。
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