ひじき豆でPMSの頭痛や生理痛・生理不順が解消/改善?
「海藻摂取不足と流産/死産や風疹大流行との因果関係」に関する記事をアップしました。
(以下本文)
女性は男性に比べて、身体的にたいへんです。その最たることが、「生理前の頭痛」や「生理痛」でしょう。ひどい場合は激痛のため、救急車で病院に搬送されることもあるようです。また鎮痛剤の「倍飲み」で、たいへんな事態におちいることもあり、決して軽視できないことです。
過去の記事では、ヒジキ豆を毎日食していて、ダイエットに成功したモニターさんの体験談を書きました。じつは毎月1キロずつ痩せることができた他に、じつは「生理痛」と「生理不順」を、完全克服できたのです。
それは「大豆イソフラボン」の効果なのでは?
たしかに大豆イソフラボンは、PMS(月経前症候群)を含む女性特有の悩みに、効果が大きいとされているようです。しかし大豆の有効成分は、イソフラボンだけではありません。むくみや痛みをやわらげるγ-トコフェロールや、女性ホルモンの原料となるホウ素(ボロン)を、豊富に含む食材だからです。要は、大豆を丸ごと食するのが大事といえましょう。
彼女の場合は、大豆製品をあまり食しなかったときは生理痛がひどく、生理が始まる前は、頭部に強い痛みがあったそうです。生理が始まってから終わるまでは、腹部か腰のどちらかに鈍痛レベルではない強い痛みが続くといった状態です。ロキソプロフェン製剤(非ステロイド系消炎鎮痛剤)を服用して痛みはおさまったものの、だるくてノックダウン状態。また月経不順もひどく、3カ月も来ないことがあったそうです。
その後ダイエット目的で、とろろ昆布やモズク等の海藻類とともに、豆腐や納豆等、レバーなども食するようになってからは、かなり改善されたようです。生理不順がほぼ正常に近づき、遅れても数日程度。また腹部や背中の生理痛はかなり楽になったようです。しかし強い頭痛だけは生理前にときどき起こり、鎮痛剤を手放せないとのことでした。
過去の記事にも書きましたが、彼女の身体が引き締まってきているものの、体重の減少が少ないため、次に私はヒジキ豆をすすめてみました。幸運にもヒジキの味覚が彼女にピッタリであったため、彼女は毎日ヒジキを食するようになりました。ヒジキだけの1日当たりの量は20グラム程度で、乾燥ヒジキ換算で3グラム程度です。すると1ヶ月あたり1kgの減量効果のほかに、次のような効果があったそうです。
①月経前の頭痛が完全消滅
②腹部や背中の生理痛が完全消滅
③生理が正確に28日サイクル化
④イライラが完全消滅
生理に伴う不快さや痛みの消失は、ヒジキによるものだと彼女は確信しているようです。それまで毎月憂鬱な時期を抱えていたわけですが、ヒジキ豆を食するようになってからは身体がとにかく軽く快適で、生理は恐くなくなったそうです。もちろんもはや、鎮痛剤は必要ではありません。強いていえば、冷蔵庫の中に作り置きのヒジキ豆がない場合は、とても不安になるそうです。
お話は横道にそれますが、スキンケア製品の開発に携わる私から見て、女性が現象面から対処しがちなことで、違和感を感じることが2つあります。
1つ目は、開いた毛穴にパテのように、化粧下地クリームを埋め込み、夜にはダブル洗顔で掘り返すことです。2種の合成洗剤による洗浄でお肌から保湿力を奪い、その後スキンケア製品で保湿ケアをしても、焼け石に水です。その結果毛穴がより大きくなっても、また乾燥肌を通り越してかぶれたとしても、下地を使用し続けます。
開いた毛穴は、毛穴周囲を潤せば閉じます。毛穴を引き締めた後は、下地を省略できる化粧水を使うことにより解決できると、アルガアイは考えます。
2つ目は、日々の食事からの栄養摂取をおろそかにして、痛みがあるからと安易に鎮痛剤に頼り切ることです。なかには「消炎鎮痛剤の倍飲み」をする女性さえも! そうなればお肌がボロボロになるだけでなく、もっと深刻な事態を招きかねません。
和食を啓蒙することにより、鎮痛剤を服用する必要性が、低くなる可能性があるのではないでしょうか。鎮痛剤は最後の選択肢であると、アルガアイは考えます。
お話が少々横道にそれましたが・・・。
もちろんこのモニターさんの体験談はただの体験談であり、すべての女性にここまでの完璧な効果が出る保証もありません。しかし特段高価な食材でもなくまた古来より親しまれてきた「ひじき豆」であれば、ダメモトで試されてみられてはいかがでしょうか。もしかすればこのモニターさんのように、人生がパッと明るくなるかもしれません。(ただし通院されている方は、必ず主治医の先生にご相談を!)
「日本女性は忍耐強い。」と、よく称賛されてきました。もちろん民族的な要素によるものもありましょうが、伝統的な和食が日本女性のその気質を支えてきたのではと、推測します。ただし「日本女性の忍耐強さ」を悪用して、浮気を繰り返す男性は問題でしょうが・・・^^;
「欧米女性に比べて、日本女性の更年期障害はおだやか。」とよくいわれますが、まさにそのとおりでしょう。その中核的な役割を果たしてきたのが豆類と、この「ヒジキ豆」に代表されるひじき料理であると、アルガアイは考えます。少し大げさな表現かもしれませんが、ひじきが今日の日本の繁栄を支えてきたのではとも思います。元気な日本女性の力なしでは、とうてい日本は成り立ちません。
21世紀になってからは、とにかくヒジキはいじめられています。「無機ヒ素バッシング」に続き、今般の「海藻発ガン騒動」と冤罪続き・・・。またヒジキに対する評価は「カルシウムや鉄分等の主要ミネラル補給源」であり、微量ミネラルについてはほとんど軽んじられているようにさえ思えます。
ヒジキはホウ素含有量だけでなく、デトックス作用や鎮痛効果が期待できる「ゲルマニウム」含有量も驚異的!
ヒジキに内在する未解明の効果が明らかにされ、正しく再評価される日が近いうちに訪れるのではと、アルガアイは信じています。
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