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2012年6月

2012年6月23日 (土)

心の中に咲くバラ@ひょうごローズクラブ 害虫が益虫に大変身

 

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前回および前々回の記事では、遺伝子組み換えの青いバラと、交配によるブルーローズについて書きました。今回は同じ兵庫ローズクラブの定期総会で行われた、「美しくバラを咲かせるために」と題した、たいへん興味深い講演がありました。

ひょうごローズクラブにはたくさんのバラ愛好者の他に、栽培者の方もたくさんおられます。講演された方は、大御所的なお立場の、栽培の達人(先生)です。今までも同様の講演はありましたが、今回のこのご講演はまったく違った趣を感じました。

(化学)肥料や農薬(殺虫剤)に頼り過ぎてはならない!

家庭園芸でせっかく栽培しているバラを愛するあまり、殺虫剤を頻繁に使用することについて、見直しを提言されていました。神経質にならずに害虫は手で駆除、そして害虫にもっと寛容になって、少々ぐらいはバラを食させてもよいのではとも!

そしてイチバン興味深かったのは、本来は害虫である「バラゾウムシ」を、益虫と考える心のゆとりです。バラゾウムシはバラのつぼみに食い入って、最悪の場合はつぼみを台無しにしてしまいます。ですからバラ愛好家からすれば、まさににっくき害虫です。

しかしつぼみが上手に害されれば、つぼみの生育が遅れるにとどまります。バラは一気に全ての蕾が開花するよるも、少しずつ開花がずれたほうが長く観賞できます。バラゾウムシがそれを助けてくれるというわけで、そうなればバラゾウムシは益虫となってしまうわけです。

その他のおもしろかった点は、バラを愛するあまり、バラだけを植えないというご提言です。いろいろな植物を一緒に植えて育てることにより、色とりどりの花が咲き、たいへん美しくなります。そしていろいろな花と混在することにより、バラは病害虫に強くなるそうです。

私は製品作りのために、海外より無農薬栽培のバラを輸入しています。確かに先生がいわれたように、バラは他の植物といっしょに育てられることにより、病害虫に強くなるようです。もちろん化学肥料ではなく堆肥を使用した、オーガニック栽培が前提です。

そして今回の先生の提言でイチバン救われるのは、農薬等の化学物質に弱いまたはCS(化学物質過敏症)の患者さんでしょう。私はCS患者さんとお電話でお話をさせていただく機会が、ちょくちょくあります。その際患者さんより、ご近所から飛散してくる化学物質についての苦言を、うかがうことがあります。その中で多いのが、家庭園芸への殺虫剤使用と、次いで塗料の使用です。

やはりご近所とのお付き合いがあるので、なかなか苦情は言いにくいものです。また私の知る限りでは、CS患者さんの多くは遠慮気味です。CS患者さんは窓を閉めて、ひたすらお部屋の中で、もがき苦しみながら耐えるしか方策がないのです。そういう意味で今回の先生の提言を多くの家庭園芸家が採用され、少しでも苦しみから解放されるCS患者さんが増えるのではないでしょうか。

「美しく咲かせる」とは、じつはお隣さんにとっても美しくあるバラ、または園芸者自らの心の中に咲く、思いやりという名のバラについてのことかもしれません。今回もひょうごローズクラブで、バラを通していろいろなことを考える機会を頂戴しました。ありがとうございました。

 

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2012年6月20日 (水)

ブルーローズ 青いバラ@ひょうごローズクラブ ② 交配技術はここまで進化!

 

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前回の記事は、遺伝子組み換えのブルーローズそのものや、開発途上における環境破壊の危険性について書きました。今回は交配によって夢が実現した、ブルーローズについて書きたいと思います。

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これは「マロンブルー」です。前回の遺伝子組み換えのブルールーズもそうですが、色合い的にはブルーというよりはラベンダー色です。展示されていた2つの交配によって開発されたブルーローズは、遺伝子組み換えよりは多少色合い的には薄いものの、ここまで品種改良がなされています。

そしてもうひとつ・・・。

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マロンブルーよりひとまわり大ぶりの、「ブルーロマネスク」です。

両種ともにいえることですが、萼(ガク)に近い花弁(花びら)は薄い緑色が混じっています。花弁が萼から変化したといわれていますが、何とも趣がある色彩を醸し出していて、造花っぽさもなく活き活きとしたバラでした。

あとは気になる香りですが、マロンブルーはセンチフォリア(ケンチフォリア)のようなバラ特有の濃い香りを放っていました。ブルーロマネスクは、錯覚かもしれないですが、菊にも似た香りが混じっていたと思います。いずれにしても、栽培者さんの熱い思いが伝わってくる、とても趣のあるバラでした。

最後になりますが、交配でここまでの品種改良の技術が確立されているのであれば、遺伝子組み換えまでの必要がないのではと、率直に思いました。

次回はバラ栽培の達人の、目から鱗が落ちるようなお話について書きたいと思います。

  

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2012年6月18日 (月)

ブルーローズ@ひょうごローズクラブ ① 遺伝子組み換えの青いバラの安全性

 

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6月16日(土曜日)に、ここ数年毎年参加させていただいている、兵庫ローズクラブの総会がありました。例年のようにミニコンサートから始り、1年の活動報告等の総会、そして講演会がありました。今年は①ブルーローズについてと、②美しくバラを咲かせることについてです。②は「はっ!」とするぐらいたいへん感銘を受けたのですが、今回は青いバラの講演について書き、後日②のことについて書きたいと思います。

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青いバラを交配で作るのが難しく、昔からバラの栽培者により、交配によりいろいろと開発が進めれてきました。今回は遺伝子組み換えにより青いバラの開発者さんの、講演会が組み込まれました。

やはり遺伝子組み換えとなれば正直なところ、私はすんなりと受け入れることはできません。生態系への負荷については、たいへん深刻な事態も発生しています。遺伝子組み換え先進国であるアメリカでさえも、露地栽培が大規模にすでに始まった後に全米科学アカデミーが、「環境影響評価は不十分」との結論を出したことは、あまりにも衝撃的な出来事でした。ひと言でいえば、遺伝子組み換え植物の花粉や種子等による汚染です。人間が遺伝子操作を行った植物により、生態系が壊されてしまっている危険性=バイオハザードを意味します。

また遺伝子組み換えには、未知の危険があり得ます。そういうわけで私は、遺伝子組み換えは好きにはなれません。百貨店さん等でしばしば、弊社製品のバラ配合のタラソパックの実演販売をさせていただくため、バラ好きの女性とよくお話する機会があります。遺伝子組み換えの青いバラがちょくちょく話題によくのぼりますが、おおかたのお客さまは私と同様に、遺伝子組み換えのバラは好まないようです。

とはいうものの、いくら自らが気をつけても、大豆等の食品であれば、「遺伝子組み換えではない」と表記されていても数パーセントの混入はさけられないし、食用油やビタミンEなどは、ほとんどが遺伝子組み換え大豆によるものでしょう。いわばもう私は、遺伝子組み換え作物にお世話になってしまっているわけです。

それならば無下に遺伝子組み換え作物を排除するのではなく、まずは開発者さんのお考えをうかがいたいと思いました。お互い狭い日本という同じ国土に住んでいるわけですから、遺伝子組み換えについて肯定する側と否定する又は嫌う側の、溝は浅くなってもよいわけです。少なからずの方々が遺伝子組み換え作物には否定的であるから、きっと遺伝子組み換えのブルーローズの開発者の方が、素人の私にも安全性の説明もわかりやすくしっかりして下さると期待していました。

しかし残念ながら安全性の説明については、講演中はほとんどなされませんでした。開発に至った経緯や開発のパートナー会社との出会い、そして商業栽培(露地栽培)までの苦労話がメインでした。

ご講演が終了した後に質問タイムに移り、ある方より「遺伝子組み換えに使用する菌はブルーローズに残らないか(漏えいしないか)」のご質問がありました。

ブルーローズの遺伝子組み換えに使う菌は、遺伝子組み換えの大腸菌です。20世紀末にこの遺伝子大腸菌が作り出す毒素による死亡事故である、トリプトファン事件が発生しました。今ではEGFやFGFといった化粧品成分も、この遺伝子組み換え大腸菌でつくられています。

やはり安全性が気になられるのでしょう。開発者さんは、菌は死滅するから危険性はない旨の、ご回答をされていました。

私も質問したくなり手を上げてうかがいました。「私はハマナスが大好き。遺伝子組み換えの花粉が飛散して、ハマナスが青くなってしまうような交雑が生じてしまっては困る。絶対起こらないといわれてきた原発事故が起こった今、絶対安全ということはない。ノアの箱舟のような安全策を講じているのか。」と、まったくもって不躾な質問をさせていただきました。

ノアの箱舟とは、交雑の可能性があるバラの原種や主だったバラを、遺伝子組み換えの花粉をふさぐため、隔離圃場で生存させておく意味です。遺伝子組み換えに汚染されてしまい正常な種が絶滅してしまっては、地球的悲劇です。どこかで正常な種が生存していれば、復元が可能となります。

交雑のリスクについては、花粉には色の情報が入っていないので、(ハマナスが)青色になるようなことはないとのことでした。しかしその他の情報については疑問が残ったままで、ハマナスの花びらや実(ローズヒップ)が食用に適さなくなるかは、不明のままです。

交雑の危険性についてはいくつかのポイントから、開発者さんは危険性を否定されました。概ね「危険性はない」と断定的に否定されてはいましたが、一部「危険性はないと思う」と推定的に否定されました。言葉尻をとらえるわけではありませんが、とても大事な点でしょう。

人間というものは、自信がないときには断定的に答えることはできないものです。締めくくりに開発者さんは「危険性はないので、(無秩序な交雑が生じた時の)対策は講じていない。」と締めくくられました。しかし断定的にリスクを否定できなかった箇所がある以上、「無秩序な交雑が生じる危険性は低いので対策はとらない。」ととらえるのが妥当でしょう。

そして開発者さんが「可能性が低い」とは、はたしてとるに足らない微細なリスクであるのかということを、考察する必要があります。残念ながら私には専門知識がないので、定量的な危険性の大きさなどわかりません。しかし今回のこのご講演で、確信したことがあります。遺伝子組み換え作物の開発者さんと一般市民との間では、危険度や環境保護の認識に関して、とてもとても大きなズレがあるのです。

そのズレを示す根拠は、開発者さんの経験談の中にありました。海外に出かけて研究に役立ちそうな植物があったら、こっそりポケットにしのばせて帰国されたことも、苦労話としてされていました。「こっそりポケットにしのばせて」とは、開発者さんの表現をそのまま転用しています。環境保護や遵法に対するあまりにも違う感覚に、正直なところ私は唖然としまいました。

帰国の際には、ご存知のように税関検査があります。麻薬や拳銃や有害動植物およびそれらが含まれるとされる土などが日本に入ることがないように、職員の方が必死に防衛をされているのです。拳銃は税関の担当ですが、麻薬は併設されている検疫所、そして有害動植物は防疫所が直接の担当です。

日本に持ち込まれた植物の内部に虫の卵のうがあったりそれが種子であれば、それが運悪く生育・繁殖して、日本の生態系を壊したり人命を脅かす危険性があります。ある意味、拳銃の密輸よりも恐ろしい結果になり得ます。そのために植物防疫所の職員さんは、有害となりえる動植物の持ち込みを、一生懸命取り締まっているわけです。罰則が厳しくなった云々はともかくとして、この行為はひとことで言えば「密輸」で、今も昔も決してやってはならない危険な行為です。

植物を持ち込みたいことがあれば、防疫官に申告して許可を得なければなりません。しかし今回の開発者さんのようなケースの場合は、だいたいにおいて得体の知れない植物であるから、没収されてしまう可能性がとても高いのです。そこで開発者さんはだまって、ポケットに入れて日本に持ち込んだとういわけです。安全か危険であるかの判断は、開発者さんにはできません。判断できるのは、防疫官です。

荷物の中に植物を入れておくよりは、ポケットの中の方が隠して持ち込みやすいのです。税関の荷物検査ではよほどのことがない限りは、衣類のポケットまでは調べることはありません。税関検査官としては、そこまでして疑いたくもないし、また渡航者の尊厳を傷つけたくないという思いがあると思います。実際私は今まで数十回渡航していますが、荷物の中は厳しく調べられたことはあっても、ポケットの中は1度たりとも調べられたことはありません。

外来生物による脅威というのは、とてもこわいものです。20世紀末に大阪府を中心とした関西圏で、「セアカゴケグモ」騒動がありました。もともと日本には生息しなかった殺傷能力のある毒蜘蛛で、海外では死亡事例があったため、たいへんな騒ぎであったことを、今でも覚えています。海外からの貨物に紛れ込んでいたか、または誰かが日本に持ち込んだわけです。ちょうど今の原発事故のように、子供たちは屋外で遊ぶことが制限され、地域にさまざまなストレスを与えました。

植物を無許可で持ちこんだ研究者さんにとっては、外来生物による環境破壊は、たいしたリスクではないのでしょう。しかし一般市民の感覚では、やはりたいへん大きなリスクです。この環境保護に関する感覚のズレが、一般国民との大きな差だと思います。思慮ある国民であれば、決して外来植物を無許可で持ちこんだりしません。

業界においてはある種の違法行為が、平然と行われるということがよくあります。今回の開発者さんが、多くの聴衆の前で外来植物の無許可持ちこみの経験談を平然と披露できるほど、遺伝子工学の研究者たちによってこのようなことが行われるのが当たり前であったとすれば・・・。このような強い疑念が、残念ながらわいてきます。

まことに失礼な表現かもしれませんが、遺伝子組み換え推進者側の「危険性は低い/限りなく低い」という言葉は、そのまま鵜呑みにはできないということを、逆に今回学んでしまったような気がします。もちろん全ての遺伝子組み換え作物推進者のみなさんが、環境保護の意識が低いなどとは申しませんが・・・。

外来生物の無許可持ちこみはもちろん、その他の法令に背く行為や、無許可の遺伝子組み換え作物の栽培などは厳に慎んでいただき、その上で危険度の認識に関しても国民目線を合わせれば、少しはミゾは浅くなるのではないでしょうか。といっても、やはり私はできるなら、未知の危険が内在しうる遺伝子組み換え作物は、できるだけ避けたく思います。

さきほどの質問の内容に少し戻りますが、やはり遺伝子組み換え作物を商業栽培をされるなら、万が一の交雑の発生のリスクを考え、交雑可能な種の保存を、企業が責任をもって行ってほしいと思います。そしてもうひとつ・・・。「夢」を叶えるためには外来生物の密輸もするといった、手段を選ばない行為は論外であり、そういった思想で完成したブルーローズには、失礼ながら私は喝采をおくる気にはなれません。

なお、いつも笑顔で参加されておられる名誉会長の井戸知事は、今回は欠席されました。ここ数年来、初めてのことです。県内の農業生産者さんとの、食の安全のフォーラム等のお仕事で、お忙しかったかもしれません。

ブルーローズ@ひょうごローズクラブ ②に続く

 

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2012年6月 4日 (月)

化粧品成分のBG(1,3-ブチレングリコール)とは? グリセリンほど安全性が高くない接触性皮膚炎の危険性がある保湿剤

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化粧水や乳液などのスキンケア製品をはじめとして、化粧下地クリームやリキッドファンデーション等ベースメイク化粧品に頻繁に使用される、BG(1,3-ブチレングリコール)という原料があります。保湿剤としてはべたつかずサッパリしているため、乾燥肌対策の保湿剤とっして、とても人気が高い成分です。  

このBGは本来は石油を化学合成して製造されるのですが、最近は植物由来の原料を、化学合成して製造されるBGもあるようです。最近イメージ戦略のため、「植物性BG」とか「バイオBG」といったキャッチフレーズがよく聞かれますが、不純物さえ除去してしまえば、もともとの原料は関係ありません。同じものができます。 

肌が比較的健康な方には、このBGはそれほど負担にはならないようです。しかし敏感肌やお肌が弱い方には、注意が必要です。接触性皮膚炎が、報告されています。同じ多値アルコールの保湿剤であるグリセリンの場合は、生体内で産生されるためか、グリセリンでは接触性皮膚炎はまず生じません。

過去の記事でも書きましたが、最近は化学物質に強い方と弱い方の、二極化が進みつつあるようです。もしBGが配合された化粧品/コスメでかぶれたり肌ダメージを生じた場合は、BGをさけてみるのもひとつの方法でしょう。

ただ、化粧品メーカーによっては、キャリーオーバーとしての表示がなされない場合があります。なぜならBGは保湿剤の用途以外に、アルコール(エタノール)と同様に、植物エキスなどの溶剤(溶媒)として頻繁に使用されるからです。もしこれから購入されようとするコスメに「・・・エキス」と表示されている場合は、メーカーに確めてみられてはいかがでしょうか。

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アルガアイの手作り化粧水キット「アクアダルモール77」のお薦めレシピでは、化学/天然防腐剤のほかBGも使用しません。ベタツキはゼロに近く、超さっぱりの使い心地です。

 

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2012年6月 2日 (土)

じつは危険な天然系界面活性剤? 無添加化粧品の安全性

 

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「石油系合成界面活性剤不使用」とか「鉱物系合成界面活性剤無添加」などというキャッチフレーズをよく見かけます。なかには今回のテーマの「天然界面活性剤のみ使用」とPRされている、化粧品もあるようです。じつはお客様とお話しているうちに、このようなことがしばしば話題となります。

保湿クリーム等スキンケアコスメを製造する際には、乳化させるために界面活性剤が必要となります。またクレンジングオイルや洗顔フォームなどの洗顔料には、界面活性剤が多量に配合されます。弊社の敏感肌用化粧水キット「アクア・ダルモール77」のことでお問合わせを下さるほとんどのお客様は、この界面活性剤がどの程度の安全性であるのか等と、いろいろとお悩みなみのご様子です。

「天然界面活性剤だから大丈夫と思って買ったのに肌荒れがたいへんだった・・・。」「自然由来/天然由来の界面活性剤だから安心」といわれて買ったのに肌に合わなかった」などなど、いろいろお悩みをお持ちの場合が多いのです。

また皮肉にも天然にこだわる女性ほど、毛穴レス肌とは程遠いぐらいに、毛穴が開いているような気さえします。そして結局は鼻パックを常用してますます毛穴が大きくなったり、または天然系と称する化粧下地クリームで、一生懸命毛穴カバーで改善したりと・・・。毛穴が開くのはごく自然と思われている方が多いですが、じつは毛穴というものは、そう簡単に開くものではありません。

そういった場合は必ずお客さんに申し上げる言葉は、「天然は安全を担保できません!」です。あるアトピー患者さん団体の理事長さんがいわれていたのですが、天然=野生です。食品にしても化粧品にしても、歴史的に安全性が確かめられている天然物及び用法が、比較的安全性が高いと言えるわけです。この件に関しては今回のテーマから横道にそれるため、過去の記事をご覧ください。

天然成分・自然由来は安全?

ローズマリーエキス等天然防腐剤の危険性

お話はもとに戻りますが、天然の界面活性剤とは、自然に存在する界面活性成分を集めた物質を指します。たとえばペットボトル入りのお茶を振ると、泡がたちます。これはお茶に含まれているサポニンによるもので、これには油脂を分解する働きがあります。香港などで中華料理を食する際に、ウーロン茶の入ったポットで手指を洗いますが、これはこの性質を利用したものです。

お茶の他に、サイカチやムクロジが有名です。ムクロジは界面活性性成分が10~20%も含まれていて、優秀な界面活性効果があり、シャボン玉液としても利用されてきたようです。現在ではムクロジエキスとして、歯磨き粉などにも利用されているようです。日本語を正しく正確に理解するのであれば、天然界面活性剤は以上のようなことを指します。

しかしお客様が私に相談してこられた天然系界面活性剤の名称をうかがうと、言葉のトリックともいうべき実態がわかってきます。じつは天然に存在する界面活性成分ではなくて、天然素材を化学合成した、合成界面活性剤であったわけです。

でも植物成分を化学合成した合成界面活性剤のほうが、石油を化学合成したものより安全なのでは?

これは、大きな間違いです。

そのような根拠は、一切存在しません。不純物さえ除去してしまえば、石油からであってもパーム油からであっても、同じ界面活性剤が作れるでしょう。これは化粧品ではなく洗濯用洗剤・台所用洗剤・ボディーソープ/ボディーシャンプー等についてですが、私が調べた限りではおおまかな安全性の比較は、以下のようになります。(詳細は過去の記事

安全性大 ← 石鹸洗剤 > 大手さんの石油を原料とした合成洗剤 > 自然派ヤシの実洗剤

以上のように家庭用洗剤では、天然系原料を化学合成した合成洗剤のほうが、鉱物油を化学合成した合成洗剤より、催奇性や発ガン性において、安全性は低くなります。

化粧品に使用される、ヤシ由来の天然素材を化学合成した「ポリソルベート80」という合成界面活性剤があります。この成分が配合された子宮頚ガンのワクチン接種により、子宮に悪影響を与えて女性を不妊化させてしまうことが、一部でたいへんな騒ぎになっているようです。詳しくは、埼玉県のホームページをご覧ください。→(国会質疑及び答弁

私はこの事実により、天然素材を化学合成した合成界面活性剤が配合されているコスメ全てが、危険であると言いたいわけではありません。天然素材を化学合成した界面活性剤は星の数ほどあり、日々開発もすすめられています。

あくまでも天然素材が化学合成されたものと認識して、その上で各界面活性剤の安全情報を収集することが、消費者のみなさんにとって大事だといえるでしょう。まちがっても、肌荒れがすでに出ているのに、「天然素材でかぶれるなんて、私の肌はなんて弱いの?」などと、重篤な肌荒れになるまで使い続けないことです。

また天然乳化剤/界面活性成分だからといって、安心もできません。たとえば大豆レシチンの場合は、わずかに含まれる大豆タンパクにより、アナフィラキシーショックを起こす危険性があると注意を促している皮膚病の患者さん団体もあるようです。その他のアレルギーのリスクのある、天然物も注意が必要です。

天然素材を化学合成した界面活性成分を含んだコスメで肌トラブルを起こした、または気になるとお悩みの場合は、いっそうのこと乳液・保湿クリーム・化粧下地クリーム・オイルクレンジング・洗顔フォームのご使用を、やめてみられてはいかがでしょうか。

 

(以下弊社製品PR)

そんな無茶苦茶な!

ほとんどのお客様は、そういわれます。しかしアルガアイの化粧水キット「アクアダルモール77」なら、それが可能です。

化粧水(アクアダルモール77)塗布後は、ファンデーションを塗って下さい。ジメチコン等の合成ポリマーを含まない、ミネラルファンデーションがオススメ。よれることなく、すっと伸びると好評です。ポイントメイク等も、やはり同様のコスメをお使い下さい。

ご帰宅後は、お肌の乾燥や毛穴の開き等のお肌の老化が懸念される、ダブル洗顔の必要はありません。純石鹸のみの洗顔で、充分対処できます。(合成ポリマーを含んだパウダーファンデーションをお使いの場合は、純石鹸での2度洗いが必要かもしれません。)こうすれば、乳液に含まれる乳化剤等にも、心配をする必要もなくなります。

鉱物油や天然素材をを化学合成した界面活性剤、石油を精製した溶剤や天然素材を化学合成した溶剤を避けたい場合は、ぜひご検討下さい。ただいま「返金保証」も実施中です。

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