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2013年1月26日 (土)

キトサンダイエットは逆に太る? 脂肪吸収排出効果の真偽

 

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キトサンとは、エビやカニの甲羅に含まれるキチンを化学処理して得られる物質です。トクホ(特定保健用食品)の「関与する成分」としても配合されていて、コレステロールの吸収を抑えて血中コレステロールを低下させる効果を標榜できます。またコスメ/化粧品成分や医療分野と、広い分野での利用が今後も見込まれるようです。

このキトサンを含んだ健康食品やダイエット補助食品は、口コミでも人気のようです。その痩せるメカニズムは、食後に服用すると、食事に含まれていた脂肪分の吸収を抑えて、体外に排出するとのこと。この結果、高カロリーである脂肪分を吸収しなかったぶん、太らずにすむことが可能だとか・・・。

このメカニズムについては、ある程度の実験報告があるそうですが、まだ効果ははっきりと証明されていません。しかし、もし本当であれば、これはまた別の問題が内在します。食品に含まれていた脂溶性ビタミン、たとえばビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK等も、体外に捨ててしまうからです。

それでは食後時間が経ってから、マルチビタミンで補えば?

確かにそういった注意書きを書いている、健康食品もあるようです。しかし時間をずらしてしまえば、脂溶性ビタミンの吸収は低下します。たとえばビタミンEなどの脂溶性ビタミンのサプリメントは、食後すぐ摂取するのが鉄則です。

しかし問題は、これでは終わりません。EPAやDHAなどのダイエットや若返りに有効な必須脂肪酸、生理痛などの鎮痛効果やむくみ改善効果の効果があるγ-トコフェロールなども、キトサンと一緒に体外に捨ててしまうからです。他に脂溶性ミネラルなどの不足も懸念されてきます。そして・・・

若返りやダイエットのビタミンであるCoq10(コエンザイムQ10)も、体外に捨ててしまうことになります。日本を除く多くの先進国で販売されている「CENTRUM」という有名なマルチビタミンミネラルのサプリメントがありますが、それにさえもCoq10は配合されていません。

以上のことから、もしキトサンが油を丸ごと包んで排出してしまうなら、キトサンダイエットは「超老化ダイエット」であり、逆に太る可能性があるということになります。

なおLDL(悪玉コレステロール)がイチバン危険となるのは、LDLが酸化された場合です。Coq10がLDLの酸化を防ぐことは、何年も前から知られています。また肥満症の方にCoq10が欠乏しているという医学的事実も、考え合わせられるべきでしょう。もしキトサンダイエットを実行して、お肌のタルミやシワが目立ってきて太りだしたら、注意が必要かもしれません。

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