札幌市の小学校の プラムの種誤飲による死亡事故
昨日(6月27日)札幌市南区の市立南小学校での特別支援学級で、2年生のお子さんが、給食に出されたスモモの一種であるプラムの種を喉に詰まらせて死亡したというニュースを聞いて、とても残念でした。
動物に実を食してもらって種を遠くに運んでもらい、糞と一緒に排泄されて発芽する繁殖手段をとっている果物は、少なくありません。プラムの種は、飲み込みやすい形です。飲み込もうとするのがむしろ、自然と考えておくべきでしょう。お子さんには知的障害があったということですが、これはあまり関係のないことだと思います。
スイカやリンゴの種と違って危険性が高いのであれば、きちっとした習慣付けが必要でしょう。その習慣を習うのが、学校であり家庭であるはずです。ニュースを見る限りでは、先生の習慣付けのないままに給食が始まり、死亡事故が起こってしまった様子です。
そして今ひとつ気になるのが、特別支援学級等での先生の精神的負担です。多くの場合は、ベテランの先生が担当されるようです。しかし健常者のお子さんを教育するのとは比べ物にならないぐらい、精神的疲労は大きいとうかがいます。そのような状態であれば、注意散漫になってもおかしくないでしょう。
アレルギー死亡事故を含め、給食の時間がイチバン危険なのは、もうわかっていることです。それであれば、たとえば担当学級をもたない校長先生などが、給食の時間だけでも生徒の安全確保の補助にあたるのも、ひとつの方法かもしれません。
札幌市教育委員会は、今後はプラムを給食に出さないということで、ひとつの解決をはかったようです。しかし既述のように、問題はそう簡単ではないと思います。今後政府や専門家などによって、根本的な解決がなされ、悲しい事故の再発防止につながればと思います。
亡くなられた生徒さんのご冥福を、お祈り申し上げます。
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