風疹の大流行 ワクチン/予防接種よりも先ず海藻摂取?
(風疹大流行時における食用海藻の重要性 シリーズ③)
前回の記事では、日本は古来より昆布を安産のための食材として重宝してきた可能性について書きました。今回はこの大流行する風疹のなかで、妊婦さんがどのように自己防衛すべきかについて、持論を述べたいと思います。
まず厚生労働省のホームページにて、風疹が流行っている地域を把握されて下さい。5ページ目の「都道府県別人口百万人あたり風しん報告数」がよろしいかと思います。
次に昆布の1人あたりの消費量の都道府県別ランキングを、ご覧になって下さい。
以前はインターネット上に、公的機関が公開している情報が、たくさんありました。しかし今ではどういうわけか、海藻摂取に関する情報の多くが、非公開にされてしまっています。たとえば総務省のデータへは、アクセスが不可です。本来は公的機関の情報が望ましいところですが、「とどラン」さんの情報も確かと思われるため、代用させていただました。
この2つのデータをご覧になってすぐにお気づきだと思いますが、昆布の消費量が多い都道府県ほど、風疹の発症が少ないのです。たとえば消費量の多い富山県と高知県などは、ぜんぜん地理的条件は違うのですが、風しんの発症率が極端に低い点では同じです。もちろん人口の密集などの要因などもあり、完全には一致はしません。しかしおおよそ合致しているといえるでしょう。
この2つのデータからもうひとつ言えることは、原発事故による放射能と風疹の大流行の因果関係はないようです。放射能漏れの影響が少ない鹿児島県で、風疹が多発しているからです。鹿児島県の昆布消費量は、富山県の半分以下です。
そして今回の風疹の流行は、2012年の春先からだと言われています。多少時期はずれるかもしれませんが、2013年4月11日に発生した「海藻で発ガン」事件の頃にほぼ合致します。もしこれが正しければのお話ですが、この風疹の大流行は人災である可能性があります。
前回の記事と併せて考えれば、豆腐などの豆類やナッツ等を好む妊婦さんがワカメさえ食さなくなると、一気に風疹に感染するリスクが高まります。ヨード不足で「易感染性」におちいることは、古くから知られていることです。これはもはやおなかの赤ちゃん(胎児)に対する、虐待以外のなにものでもないでしょう。
風疹の予防接種が大事なことであることは、もちろん間違いとはいえないでしょう。しかしワクチン予防接種に先だって、国民ひとり一人が気をつけるべきことがあると思います。それはやはり、古来より科学的に高度に蓄積された日本の食文化を、実践することでしょう。「海藻で発ガン」などのデマなどにまどわされずに、食用海藻をふんだんに使用した古来よりの日本の食生活を大事にして、できるだけ健康であることだと思います。
海藻で発ガン事件を引き起こした「独立行政法人 国立環境研究所」は国民の健康に対して、なんら直接的責任を負いません。国家機関で直接的責任を負っているのは、「独立行政法人 国立健康・栄養研究所」-「厚生労働省」のラインです。しかるに、おなかの中の赤ちゃんを奇形/流産/死産にまで導くリスクをおかしてまで、国立環境研究所の非科学的な研究発表などに、まどわされてはならないと思います。
ピーマンやニンジン同様に、海藻類も好き嫌いが激しい食材のようです。昭和の多くの家庭の食卓では、お母さんやお父さん、そしてお婆さんやお爺さんから、「好き嫌いはダメ!」と指導をうけてきたものです。その時代では、国民の健康を損なう研究発表をするような、国家機関などはありませんでした。平成の世では国家機関といえども、厳しい競争の世の中! ときどき研究発表をしなければ存在価値を失い、仕分け対象になってしまうといった、あせりがあったかもしれません。
なお昆布の理想的な摂取量等の食用海藻に関することについては、「海藻で発ガン事件」の総括記事で、詳しく書いております。
たくさんの元気で健康な赤ちゃんが誕生することを、アルガ・アイは願っております。
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