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2013年8月19日 (月)

肝斑やしみ・そばかす・黒ずみを改善する美白用医薬品とは?

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前回の記事では、美白の概要について書きました。今回は、美白をするための医薬品について書きたいと思います。なお今回は、処方箋を必要とする医薬品は、除外いたします。

 

化粧品や医薬部外品(薬用化粧品)では、すでに出来上がった黒ずみやシミ・ソバカスに対しての、美白効果を謳うことはできません。肌を白くできると効能を書けるのは、医薬品のみです。

 

しかし市販の医薬品(OTC)では、美白用塗り薬や軟膏は、ほとんど見当たりません。どちらかといえば、内服用医薬品が主流でしょう。古くからポピュラーなのは、やはりビタミンCです。肌内部のメラニンが酸化すると、肌が黒ずむといわれています。それをビタミンCで還元して、薄くしてしまおうというわけです。あくまでも自己責任となりますが、サプリメント(健康食品)でも代用できるでしょう。

 

経口摂取ではなく肌に直接ビタミンCを吸収させる方法もあるようです。いわゆる「ビタミンC誘導体」と呼ばれる皮膚への浸透性が高い形のビタミンCや、ローズパックや海藻パック等のボタニカル成分に含まれるビタミンCです。ただしビタミンC誘導体に含まれるビタミンCがお肌に合わない場合は、アレルギーを起こす危険性があります。また海藻や植物によってはお肌にダメージを与えるため、注意が必要です。

 

これらは化粧品レベルのものであるために、当然ながら美白の効果効能はPRできません。ですから美白ができるかもしれないと、期待程度にとどめるべきでしょう。

 

その他の代表格としては、やはりL-システイン製剤でしょう。もう何十年も前から販売されていて、重篤な副作用例を聞いたこともありません。たいへん安全性が高い、保健薬です。私の記憶が正しければのお話ですが、たしか規制緩和されて、サプリメントにも使用可能になったようです。

 

このL-システインには、強力なデトックス作用があります。たとえばお酒を飲む前にこれを服用しておくて、なかなか酔わないのです。次から次へと、アルコールを肝臓で代謝・分解してしまうからです。取引先のお客さんを接待する際に、絶対お客さんより先に酔い潰れないようにと、L-システイン製剤をあらかじめ服用していた、営業マンもよくみかけたものです。

 

かなり強力なデトックスをもつこのL-システインですが、この分子が2つくっついたものは「シスチン」とよばれる含硫アミノ酸なのです。決して特別なアミノ酸ではなく、さまざまな食品に含まれます。代表的な食品は、鶏卵です。卵2個100gで、300mgも含まれます。L-システイン製剤の服用では1日当たり200~300mgですから、卵2個食すだけでじつは充分足りてしまうのです。

 

卵に含まれるコレステロールを気にされる方が多いようですが、これは食べ合わせでしょう。昆布やもずく等を食していれば、何ら心配のないことだと思います。卵は体内のデトを活発にして、またお肌を修復させるアミノ酸の宝庫です。卵をしょくしている方は、肌は美しいはずです。

 

ただひとつ気になるのは、鶏卵に含まれる抗生物質です。養鶏場では抗生物質入りの餌を使用していることは、もはや周知の事実です。また私も実際に、養鶏場の経営者から、「抗生物質を内緒で使っている。みんなそうだ。」と聞いたこともあります。養鶏場内の環境の改善などして、抗生物質の不使用・減量化が、今後の課題でしょう。少々横道にそれましたが・・・。

 

肝斑(かんぱん)に関しては、女性ホルモンのバランスが原因との意見が支配的です。もしそうであるならば、ホルモンバランスを正常に戻せば治癒することになります。生理不順や生理痛がひどい方に肝斑があれば、まちがいないといってもよいのではないでしょうか。

 

それならば、ヒジキ豆を毎日食することを、つよくオススメします。過去の記事でも書きましたが、いつも消炎鎮痛剤を服用して生理痛に対処していた方や、月経が2~3ヶ月もこない方にもテキメンな効果があるようです。なおヒ素等の重金属含有量が多いことからヒジキは悪く言われていますが、過去の記事のように過去にヒジキでの事故例などは見当たりません。ちなみにヒ素は必須ミネラルであり、肌を丈夫に美しくすることが古来より知られています。ヒ素は多量に摂取すれば猛毒ですが、微量であれば栄養なのです。

 

次回の記事では、美白薬用化粧品(医薬部外品)について、書きたいと思います。

 

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