化粧水を何度も塗ることによる透明肌/美白効果は安全?
前回は、ピーリング/ゴマージュによる、美白効果について書きました。今回は、お肌に透明感が出るまで何回も化粧水をお肌に塗り込む美白方法の安全性/危険性について、書きたいと思います。
弊社はときどき百貨店さん等で、タラソテラピー化粧品/入浴料や化粧水素材の、店頭販売をさせて頂きます。その際にお客さまとよくおしゃべりをさせて頂くわけですが、なかには驚くようなことをうかがいます。そのうちのひとつが上記の、「お肌に透明感が出るまで、何回もお顔に化粧水をすり込むこと。」です。
男性の方が聞いたら驚くかもしれませんが、このような美容方法をとられている女性は、少なくないようです。何回も塗布しないと潤わない化粧水であれば、ある程度は理解できますが・・・。もっともそこまで塗り込まないとダメな化粧水は、保湿効果がないと考えてよいでしょう・・・。
そしてその塗り込む回数は、1回につき数回程度ではすみません。鏡の前で透明感を確かめながら、10回~20回以上も化粧水をお顔にすり込むそうです。そしてある程度の透明感が得られれば、その塗りたい欲求はおさまるとのこと。常時ご自宅にいらっしゃる女性の場合は、それを日に数回繰り返すそうです。
「そんなにお肌に化粧水をたっぷりすぎる以上に塗布しても大丈夫ですか?」とうかがうと、ほぼ100%の方は、こう答えられます。
私は超敏感肌です!(超敏感肌になりました!)
もちろん敏感肌になった原因を、正確にはっきりと特定することはできません。しかし化粧水に含まれるパラベン/フェノキシエタノール等の防腐剤や、合成界面活性剤などの残骸が、お肌を敏感肌に導いた可能性は、否定できないでしょう。
ちなみに、パラベンは化粧品や食品においての使用の歴史が古く、たいへん安全性が高い防腐剤です。私がお客さまやスキンケアの専門家の方々からうかがう限りでは、日光過敏症発症やアレルギーのリスクが高いローズマリーエキス等の天然防腐剤に比べれば、確固たる安全性があります。
しかし物事には、常識的な範囲というものがあります。通常の使用の範囲をこえれば、たとえばパラベン等のお肌への吸収量が高まります。パラベンを安全な防腐剤と定めているのは、あくまでも常識的な範囲の使途に限られるわけです。発ガン性/発ガン助成や催奇性などのリスクも、当然ながら高まるでしょう。
お若いうちに超敏感肌といわれるぐらいにお肌がダメージを受けやすい状態になってしまえば、将来たいへんだと思います。美白/透明肌を求めるのはホドホドになされて、健康なお肌を維持するように心がけるべきだと、アルガアイは考えます。
次回記事ではいよいよ、アルガ・アイ流の安全な美白術について、書きたいと思います。この美白術を実践する前は、お顔や首の周囲がたいへん黒ずんでいた方がいました。しかしこの美白術の実践後しばらくしてから、周囲の方が驚くほど白さが回復しました。ロドデノール入り美白化粧水やグリチルリチン酸2K入り薬用化粧水で、白くなったわけではありません。
ぜひ御期待下さい。
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