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2013年9月15日 (日)

おもてなしとは? 温泉施設が入れ墨のマオリ女性の入浴を拒否したニュース

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「おもてなし」という言葉は、しばしばブームになってきました。今年の春には「県庁おもてなし課」といった、映画も上映されました。2020年の東京オリンピックの招致活動をとおして、再びクローズアップされてきたようです。

 

弊社のタラソテラピー製品を納入させて頂いているリゾートホテル様や老舗温泉旅館様は、やはりこのフレーズを何よりも大切にされているようです。日本風の「和のおもてなし」を徹底的に高めることが、結果的には事業の業績につながるといった信念が感じられます。その一部として、弊社のタラソ製品がお役にたてていると思えば、光栄な限りです。

 

この「おもてなし」は一般的には「お客さま/ゲストへの気配り」とされているようです。「和のおもてなし」ともなると、なかなか実感をもってわかりにくかもしれません。しかしパックツアーではなく自由スタイルの旅行で海外に出かけたご経験がおありの方であれば、ほぼおわかりだと思います。

 

たとえば韓国で流行っている飲食店に入ると、アガッシ(ウェイトレスのお嬢さん)が水の入ったコップを、けたたましい音をたてながら置いていきます。日本では通常は、お客さまは空腹と疲れを癒しにお店に来たのだからと、静かにコップを置きます。ですから初めてコップ音の洗礼を受けたときは何が起こったのかと、面喰ったものでした。私がお店のドアからテーブルにつくまでに、何かアガッシに対して失礼なことをしたのかなと・・・。

 

もちろん仕事で同行している韓国の方は、まったく気にしない様子です。しかしその方が来日して感心することは、やはり丁寧な日本人の接客態度です。この「和のおもてなし」精神が接客業だけでなく、あらゆる日本製品/Made in Japan製品の根底をなしているからこそ、日本製品が海外で売れてきたのでしょう。

 

しかし私は特段、韓国のスタイルを否定しているわけではありません。音が大きいのは、活気があってよいという見方もあるでしょう。そのうち私も慣れてきて、「アガッシ、ハイトメクチュ、ハンビョン、チューシンプシヨ~」とお願いし、アガッシがテーブルにビール瓶をドンっと置いていく音を楽しんだものでした。

 

さて、この「おもてなし」に関して、9月12日に一石を投じる事件/トラブルが報じられました。北海道恵庭市内の温泉施設さんが、ニュージーランドの先住民であるマオリの女性を、顔に刺青があるからという理由で、入浴を断ったとのことです。拒否された女性側は、「尊厳を傷つける人種差別だ」、「他国の文化が理解されないのは残念。」との主張でした。

 

いっぽう温泉施設さんの主張は、下記のとおりです。

 

①利用者に安心して入浴していただくため、入れ墨の入っている方は一様に断っている。

 

②伝統文化であっても、一般の方からすれば入れ墨の背景は判断できない。

 

温泉施設さんは①の理由どおり、他のお客さんのことを考えて、良心でやったことでしょう。「郷に入っては郷に従え。」の諺どおり、どうしても入浴を希望する場合は、事前に何らかの調整が必要であったかもしれません。また「刺青お断り」という看板を、「暴力団お断り」と直接的表現にするべきであるかもしれません。

 

ただ今回の事件は、7年後にオリンピックを控えた日本に、大きな問題提起をしたと思います。それは②の理由です。この女性の刺青の背景を理解できる日本人は少数派であり、これは正しい認識でしょう。しかしそのままでは2020年を迎えるのは、よろしくないと思います。背景を理解できないのであれば、理解できるようにすべきだと思います。なぜなら多種多様の風習をもった多くの外国人が、日本に来られます。温泉施設だけではなくホテル/旅館や、電車等の公共施設も、もちろん利用するでしょう。背景を知しらなければ、奇異なまなざしを向けてしまうでしょう。

 

2020年に向けて義務教育での、あらたなカリキュラムが必要だと思います。具体的には日本の風習や日本の文化とは対極的な民族や文化を中心に、人類学的に学ぶことです。すべての民族でなくとも、ある程度は応用が働くと思います。「道徳の時間」と同様の位置づけで、よいと思います。情報端末等も整ってきているので、ビジュアルに楽しく学べると思います。私の勝手な持論ですが・・・。

 

1964年の東京オリンピックは、戦後に一区切りをつける位置付けであったと思います。しかし2020年のオリンピックは、観光立国としての節目であるべきだと思います。ただ単に「気配りだけのおもてなし」だけでなく、「人類学的な知識の上に形成された和のおもてなし」であるべきだと、私は勝手に思っております。それは単に宿泊施設だけでなく、日本人ひとり一人にあたえられた使命であるかもしれません。そうすれば2021年以降も、多くの外国からのお客さまが、リピーターとして来られるでしょう。上記①の拒絶の理由も、解決されてしまいます。

 

他民族の市民で構成されてハプスブルグ王朝下のウィーンは、経済的にもたいへん栄えていました。ドナウ川沿岸という地の利があったとはいえ、お互いの文化を理解して許容していたからこそ、大きな暴動もなく発展できたといわれています。いっぽう日本人は昔から、島国根性はなかなか脱却できないと言われ続けてきました。ぜひ2020年の東京オリンピックを成功させて、ターニングポイントになればと思います。

 

もちろん2020年を待たずに、東日本大震災による避難者ゼロと原発事故による放射能汚染の縮小化は、必須であるべきでしょう。

 

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