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2013年10月26日 (土)

濃グリセリンとは? 違いは濃度だけで保湿効果は普通のグリセリンとの違いはなし! 植物性グリセリンやベジタブルグリセリンとは?

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グリセリンはBG(ブチレングリコール)と同様に、化粧品によく使用される人気の保湿成分です。BGはさっぱりした保湿成分であるのに対して、グリセリンはベタツキがあるとよくいわれます。一般的には、正しい見解かもしれません。  

しかしアルガ・アイ的には、正しくないと考えます。角質層に浸透せずに肌上に残る低機能な化粧水だから、肌上がべたつくわけです。実際弊社の手作り化粧水用素材 アクアダルモール77ミネラルのお奨めのレシピで出来上がって化粧水は、超サッパリローションです。要はレシピ/処方によります。  

次に安全性についてですが、BG自体は安全性は高いのですが、しばしば接触性皮膚炎の報告があります。それに対してグリセリンが接触性皮膚炎を起こしたという報告は、ほとんど見当たりません。ざっくりとした表現になりますが、生体内で脂肪が分解されると、脂肪酸とグリセリンに分解されます。もともと体内にもある成分であるため、外用に安全性が高いといえましょう。そういう理由から弊社のアクアダルモール77では、グリセリンのご使用をオススメしております。

さて、この安全性の高いグリセリンを使用して手作り化粧水を作ろうと思っても、情報がいろいろあり過ぎて、ご購入の際にお困りの方が多いようです。ネット上で使用されるフレーズは、おおよそ次のようなものです。

●植物性グリセリン

●ベジタブルグリセリン

●濃グリセリン

●高純度グリセリン

パーム油脂などから石鹸をつくる際に、グリセリンは副産物として生成されます。豆腐をつくる際に、「オカラ」が生成されるのと同じとお思い下さい。従いましてほとんどの場合は、植物性グリセリンでしょう。逆に石油で合成するとなると、かえってコスト高になるでしょう。またたとえ石油を合成したグリセリンであったとしても、不純物さえ除去してしまえば、安全性に何ら問題のないことです。ですからスキンケア性においては、とくに「植物性」にこだわる必要はないでしょう。

「ベジタブルグリセリン」とは、植物性グリセリンを意味するようです。名前こそエコロジーな感じがしますが、とくに高品位というわけではありません。ドラッグストアさんで販売されているグリセリンと、中身は同じとお考え下さい。ですから効果も同じです。

次に「濃グリセリン」についてですが、通常のグリセリンの濃度が84%~87%であるのに対して、濃グリセリンは98%以上です。「高純度グリセリン」とは、この濃グリセリンを別の言葉で表現した場合が多いようです。

通常のグリセリンに手を加えて純度を上げて、濃グリセリンが製造されると、誤解されている方が少なくないようです。じつはココが、最重要ポイントです。グリセリンが製造されるには、先ずは濃グリセリンが製造されます。

濃グリセリンで化粧水を手作りされてご経験がおありであればおわかりだと思いますが、濃グリセリンのままでは粘度が高く、液切れが悪く使いづらい場合があります。そこで精製水を加えて、グリセリン濃度を84%~87%に希釈して、通常のグリセリンが製造されるわけです。

以上のことから98%濃度の濃グリセリンや高純度グリセリンは、84%~87%濃度品に比べて、とくに高品位というわけではありません。むしろ手がかかっていない分、安くてもよいわけです。しかし実際には84%~87%濃度品は300円~400円程度で販売されているのに対して、濃グリセリンは100MLあたり1000円~2000円と高価です。

この理屈をよくご存知の化粧水手作り派の方は、レシピで記載されている濃グリセリンの配合量に約15%アップさせて、84%~87%濃度のグリセリンを代用しています。濃グリセリンが、余りにも高価過ぎるからです。15%は濃度の差を埋めるための、おおよその数値です。

この情報が皆さまの、お役に立てれば幸甚です。

 

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