タラソテラピ入浴剤/入浴料で海水を再現できる? (後編)
前回の記事では、タラソテラピー入浴剤やタラソテラピ入浴料では、現在の海水や太古の海水を浴槽内で再現することは、現実的には不可能であることを書きました。今回は塩分(塩化ナトリウム)を大幅カットした、タラソ入浴剤/入浴料の、効果的な活用方法について、書きたいと思います。
浴槽内の海塩の濃度が、太古の海水や羊水の濃度に比べて低くても、上質なタラソテラピー入浴料では、充分リラックス効果やスキンケア効果が得られます。それはいわゆる、「ミネラルバランス」です。太古の海水や羊水とミネラルバランスにおいて、ある程度「相似」であればよいわけです。
弊社ではタラソテラピー入浴料やタラソテラピー海藻パックを、企画・開発するにあたっては、フランス・ブルターニュのCEVA(海藻工業研究所)と、学術的なやりとりを行います。CEVAによれば、減塩したタラソテラピー入浴料の最大のメリットは、浴槽から出た後は掛け湯(シャワー)を浴びなくてもよいことなのです。
掛け湯を浴びると、せっかくお肌にチャージされた潤いリラックス成分(ミネラル)が、肌上から流れ落ちてしまいます。そういうわけで弊社製品でも、浴槽から出た後はシャワーを浴びないことをオススメしているわけです。こうすることにより、たとえお湯のミネラル濃度が低くても、お肌にチャージが可能なわけです。
もし粗塩を、同等のミネラルをお肌にチャージできるだけの量を浴槽に投入したとすれば、浴槽から出た後は掛け湯を浴びるのが望ましいとのことです。なぜなら肌上には多量の塩化ナトリウムが残って、お肌に刺激を与える可能性があるからです。
というわけで、浴槽内で太古の海水を再現しなくとも、タラソ入浴料が溶け込んだお湯に15分~30分つかることで、充分なリラックス効果や潤い美肌効果は得られます。
なお前編の①で、脱塩行程で硫酸カルシウムが析出されてしまうため、タラソテラピー入浴料からカルシウムが大幅に減ってしまうことを書きました。じつはこのことに着目して、軟水中にカルシウムを放出しやすい海藻「リソサムニウムカルカラム」を加工配合したものが、弊社の上級タラソテラピー入浴料 コートダルモールジャポネ(商品詳細ページ)のです。一般のお客さまだけでなく、リゾートホテル様・老舗温泉旅館やエステサロン様より、たいへん好評です。太古の海水にたいしてより相似に近づくために、リラックス効果やスキンケア効果が大幅にアップしたわけです。
前編からとおして読んで頂ければ、タラソテラピー入浴剤/入浴料の概要を、ご理解いただけたと思います。ぜひデタラメな広告や偽装表示などに惑わされることなく、上手にタラソ製品をご購入され、上手に効果的にお使い下さいませ。
なおアルガアイではただ今、「1.3億人総タラソテラピー」を実施中です。フランス・ブルターニュの、塩分を大幅にカットした平均的なタラソテラピー入浴料をお求めでしたら、ぜひご利用下さいませ。ハデなPRは行っておりませんが、スキンケア効果とリラックス効果は、定評がございます。
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