手指の粉吹きや手荒れの原因は台所用合成洗剤?
最近「手 and 粉吹き」といったキーワードでの、弊社の公式サイトや当ブログへのアクセスが、急に増えてまいりました。「粉吹き」とは、「乾皮症」などの疾病の状態から、「粉を吹いたように白っぽくなる」程度の、健康な範囲のお肌の状態をさすようです。今回はお肌の健康な範囲について、書きたいと思います。
口周りなどのお顔が乾燥して粉を吹いたように白っぽく乾燥した場合は、キチンと保湿すればキレイになります。ただし保湿クリームはますます皮脂の分泌を低下させる、または新たな肌荒れを起こすリスクがあるので、あまりお奨めできません。なによりも白っぽくなったお肌が保湿クリームでキレイになったというお話は、少なくとも私が聞いたことがありません。
キチンと保湿しているのにダメ・・・。
それは保湿力のない、保湿ローション/化粧水だからです。(保湿力のあるスキンケア製品の見分け方はご参照下さい → 関連記事)
またそれ以上に劇的な保湿効果をもたらす方法があります。それはクレンジングオイルや洗顔フォームなどの合成洗剤を使用されている方は、合成洗剤のご使用をやめて、純石鹸に切り替えることです。お肌にはもともと保湿力を回復させる力がそなわっているために、極端なお話をすれば化粧水なしでも潤ってきます。
手も同じです! お使いの台所用洗剤は、合成洗剤ではありませんか? 合成洗剤は、手指のお肌の肌バリアを突っ切り、セラミドを侵す危険性があります。
でも石鹸じゃ油汚れは落ちないでしょ?
よくこのように、言われる方がいらっしゃいます。もし機械油などの鉱物油で調理されている場合は、確かにその油汚れは、石鹸では落ちません。しかしそのような変わった調理をされている方はおられないでしょう。決まってこのように言われる方は、台所用純石鹸をお使いになられたご経験がないようです。
要は「石鹸では充分に汚れが落ちない!」と、思い込まされているだけです。キレイに油汚れは落ちます。詳しくは、過去の記事「家庭用合成洗剤の必要性」をご参照下さい。
台所洗剤を純石鹸に切り替えても潤いが戻らない場合は、他の洗剤が原因の場合があります。それは浴用洗剤です。ボディーソープやシャンプーなども、思い切って石鹸に切り替えることにより、潤いはアップします。じつはこれらの洗剤は、死角になります。しかし原液を手に受けるために、ダメージを受けるわけです。手荒れがおありの方にも、オススメします。
純石鹸の真価を理解すれば、目の前がぱっと明るくなりますよ!^^
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