入浴後の乾燥対策 保湿クリームやボディクリームは正しい?
数年前のことですが、バラエティショップさんでタラソテラピー化粧品やタラソテラピー入浴料の実演販売をさせて頂いていた際に、お客様より突然このようなご質問を頂戴しました。お話している間終始お客様はかわいそうにも、身体じゅうを服の上から掻いていて、痒そうにされていました。
そのお客差は通院中で、お医者さまからは軟膏を出されていました。しかしなかなか治らないために、藁にもすがる思いでご質問を下さったとのことでした。浴用洗剤に何をお使いかとうかがったところ、案の定液体合成界面活性剤が主剤のボディーソープ/ボディーシャンプーでした。お医者さまからは浴用洗剤の制限/指定を受けていらっしゃらないようでしたので、まずは純石鹸をお使いになられることを、強く推奨しました。
石鹸に含まれる界面活性成分は、ミネラルと結びつきやすい弱点があります。この弱点は結果的には、お肌に優しいというメリットになります。石鹸成分はお肌の中のミネラルとも結びつくために、必要以上にお肌を侵しにくくなります。いっぽう合成洗剤に含まれる合成界面活性剤は、ミネラルに余り左右されません。ミネラル含有量が多い温泉施設でボディーソープが設置されているのは、そういった理由によります。しかしミネラルに左右されない分どんどん肌内に浸透していき、セラミドを侵してしまう危険性があります。セラミドを侵してしまえば、肌バリアはザルのようになり、水分保持ができなくなります。
石油系でないから安心!
こんなキャッチフレーズで、天然成分を化学合成した合成洗剤が、安全性が高いようなイメージで宣伝されています。しかし天然成分を化学合成して得られた界面活性剤を使用した洗浄剤や洗顔料は、ただの合成洗剤です。むしろ石油由来の界面活性剤を使用した合成洗剤よりも、肌ダメージが大きくなる場合があります。たとえば軽いアトピー性皮膚炎の患者さんが「脂肪酸アルカノールアミド」主剤のヤシの実洗剤を使用して、悪化する方は少なくないようです。鉱物由来の場合は歴史が古いぶん、危険なものはある程度淘汰されています。しかし自然由来の成分を化学合成した界面活性剤の歴史は、そう長くありません。従いましてある意味消費者の皆さんがお金を払って、人体実験に参加しているともいえましょう。何年かして発ガン性や発ガン助成が指摘されたり、不妊化リスクが明らかになるなど、自然派合成界面活性剤にはリスクがいっぱい・・・。
その後、先ほどのお客様とお店でたまたま再開したのですが、お肌の調子はすっかりよくなられたご様子で、お礼にということで弊社のタラソテラピー入浴料をご購入頂きました。それほど洗剤を変えるだけでも、結果は違ってきます。弊社はモニターさんのご協力を頂戴しながら、下記のような実験を行いました。
①ボディーソープで全身を洗浄してタラソテラピー入浴剤を使用する
②純石鹸で全身を洗浄して入浴剤無しでお湯に浸かる
①と②では、明らかに②のほうがお肌が調子が良かったのです。弊社アドバイザー医師の北廣美先生(奈良県三郷町 医療法人やわらぎ会理事長 代替医療で超有名な先生)によれば、合成界面j活性剤に弱い方が合成洗剤による洗顔をしたあとで、高機能な保湿剤を使用しても現状回復できないとのことです。ですから潤すことよりも、潤いを奪わないことが大事なのです。潤いを奪わずに高度な保湿を行えば、最善といえましょう。
さて、次は浴室から出た後についてですが、保湿クリームによるスキンケアが、ひろく行われているようです。しかし保湿クリームを塗れば塗るほどお肌の砂漠化が悪化したり、敏感肌になっていったり、そしてカブレも生じてくる場合もあるようです。
「ハンドクリームを塗り過ぎると浴槽で手がふやけるメカニズム」と題する記事で書きましたが、ハンドクリームに含まれる合成界面活性剤等の刺激物が、角質層を破壊するリスクがあります。店頭販売をしていると、とくに冬季には、ハンドクリームで手荒れを起こしている多くのお客様と出会います。先ほどの北廣美先生によりますと、ふやける原因は細胞が死滅して細胞膜が破壊され、浴槽のお湯が膜を通さず直接細胞内に流入するためです。細胞が生きていれば膜を通してのお湯の流入となるため、極端なふやけは生じません。
別の「耐性がある人 vs 耐性のない人」と題した記事にも書きましたが、北先生によれば、最近は化学物質に強い人と、極端に弱い人の二極化が進んでいるそうです。極端に弱い方は、合成界面活性剤で超乾燥肌になったり、カブレたりするということになります。
角質層が分厚い手でも簡単に肌ダメージが生じ、これが手荒れに直結します。ハンドクリームを塗らないわけにもいかず、塗れば手荒れがもっと悪化・・・・。まさにジレンマです。もっと角質層の薄い全身のお肌やお顔に保湿クリームを塗り続ければ、どうなるでしょうか・・・。ご想像下さい。そしてもうひとつ大事なことですが、クリームを塗れば皮脂の分泌は低下します。皮脂は自前の、超安全な保湿クリームです!
ということで、化学物質に耐性のない方は、安易に保湿クリームにたよるべきではないでしょう。そのためにも、ボディーソープをお使いであれば、純石鹸への切り替えを、強くオススメいたします。保湿クリーム塗布中止後何日かして皮脂の分泌は回復するとが予測されますが、乾燥が気になる場合は化粧水を塗布することも、ひとつの方法でしょう。ただしお肌に優しく、しっかりと浸透するものを!
(以下弊社製品PR)
合成洗剤から純石鹸に切り替えてお肌の調子がよくなったが、化粧水を全身に塗布するのは大変!
そのようにお感じのお客様はぜひ、下記のタラソテラピー入浴料「コート・ダルモール」をご使用下さい。わずか10g程度という少量でも、潤い効果が充分であることが、スキンケアの専門家によって確認されております。また、他社さんの同等品に比べて価格は概ね1/2~2/3と、たいへんお買い求めやすい設定です。
弊社のタラソテラピー入浴料は他に、有名リゾートホテル様や老舗温泉旅館様等のスパ施設等で施術用にもお使い頂いている上級タラソテラピー入浴料「コート・ダルモール ジャポネ」がございます。しかしご入浴後の乾燥肌対策程度が目的でしたら、コート・ダルモールでも充分でしょう。たとえば1.2kg容器入りが税別8000円で、乾燥肌対策として10gのご使用の場合は120回お使い頂ける計算となります。お安く販売させて頂く期間などもございます。
これは保湿クリームを使用しないお客様のご使用例ですが、コート・ダルモールでご入浴後は、気になる箇所と角質層の厚い部位にだけ、手作り化粧水用素材「アクア・ダルモール77ミネラル」のお奨めレシピで手作りした化粧水を塗布すれば、たいへん快適ともうかがっております。週あたり45gの設定のために、お顔以外にもどんどん塗布できる余裕がわけです。ぜひご参考下さい。
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