高分子/低分子ヒアルロン酸 アレルギー性接触性皮膚炎?
この記事は、保湿成分のヒアルロン酸/低分子ヒアルロン酸を配合した化粧水や化粧水で、肌トラブルを起こしたりお悩みを持たれている方向けの記事です。同成分配合コスメで快適なコスメライフをお過ごしの方には不向きな記事となりえますので、あらかじめご了解下さいませ。
最近弊社公式サイトの低分子ヒアルロン酸に関する 記事 や、当ブログの記事への、アクセスが高まっております。アクセスする際のキーワードは、「ヒアルロン酸が肌に合わない」といったんものです。また弊社の手作り化粧水用の材料の「アクア・ダルモール77ミネラル」のお問い合わせの際にも、ヒアルロン酸による肌トラブルを起こしたお客様が増えているようです。
お使いの化粧水に配合されているヒアルロン酸は、低分子ヒアルロン酸であっても高分子ヒアルロン酸であっても、表示名は「ヒアルロン酸Na」です。高分子ヒアルロン酸であれば皮膚への浸透も低く、安全性はまだ高いかもしれません。他の成分、たとえばグリセリンなどと協力し、保湿性を高めてくれます。ただし角質層内ではなく、肌上の潤い(ベタツキ)となりますが・・・。
しかし低分子ヒアルロン酸の場合は、角質層内に浸透し、角質層内が潤います。しかしそのヒアルロン酸は微生物で合成されたものであるから、人間の肌に合わない可能性があるわけです。アレルギー性皮膚炎と称している方もいらっしゃるようですが、正しくは接触性皮膚炎のようです。
ですからヒアルロン酸がお肌に合わないのは、むしろ当たり前と考えたほうがよろしいのではないでしょうか。アルガ・アイ流では、保湿化粧品/化粧水では、ヒアルロン酸は必須成分とは考えておりません。
さきほどの記事にも書きましたが、とくに敏感肌/乾燥性敏感肌やアトピー肌の方には、ヒアルロン酸配合の化粧水やコスメ/化粧品はタブーです。弊社アドバイザ医師の北博美先生(奈良県三郷町 医療法人やわらぎ会理事長,代替医療分野では超有名な先生)によれば、とくにアトピー性皮膚炎の患者さんは、ヒアルロン酸配合の化粧品は、使用してはならないとのことです。
また先ほどの記事では、低分子ヒアルロン酸の優れた保湿効果を欲張ると、お顔にカビが生える/顔が水虫になるといったリスクにについて書きました。そしてお顔が水虫だらけになってしまった状態で、いろいろな薬品を自己流で塗布して、アトピー性皮膚炎に悪化してしまった事例についてもご紹介しました。
北先生によれば、いったん肌バリアが大きく損傷してしまうと、そこからいろいろな刺激物や毒素が皮膚に入り込み、アトピー性皮膚炎を発症してしまう可能性があるそうです。いわゆる「大人アトピー」の完治はむずかしいため、ぜひ気をつけて、楽しいコスメライフをお過ごし下さいませ。
繰り返しになりますが、潤い効果/保湿効果を欲張りすぎると、たいへんなことになります!
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