手作り化粧水の材料 アクアダルモール77 おすすめレシピ 尿素は敏感肌のスキンケアに危険性があるため不使用!
この記事は尿素を使用した手作り化粧水の、悪口をいうことが目的ではありません。あらかじめお断りを、させて頂きます。
人間をはじめとする哺乳類の体内でたんぱく質が代謝されると、アンモニアが発生します。ご存じのようにアンモニアは猛烈な臭気がある、有毒物質です。そこで肝臓で安全な分子の形である尿素に変換され、やがては尿として体外に排出されます。ですあkら尿素自体は人体に広く分布していて、人体に比較的安全であるわけです。
そのため尿素は適切に使用されれば、素晴らしいスキンケア効果を発揮する化粧品原料だと思われます。じっさい、アトピー性皮膚炎や手荒れ・肌荒れ等の治療/改善のためにお医者さんによって開発された、尿素とグリセリンを使用した手作り化粧水のレシピもあります。出来上がった化粧水は保湿効果も安全性も高いと、たいへん好評のようです。
そういうわけで、弊社の手作り化粧水用材料「アクア・ダルモール77ミネラル」をお買い求めのお客様には、お薦めレシピの一部を変更して尿素を加えたいとお望みの方が、少なからずいらっしゃいます。しかしアクアダルモール77の場合は安易に尿素を加えることは、リスクを伴います。なぜなら尿素には「タンバク質変異作用」があり、過度に角質層を溶かしてしまう危険性があるからです。従いまして、「どうしても尿素を加えたい場合は、もはやお薦めレシピではないため、お客様ご自身で安全性を確保して下さい。」としか、お答えできません。
さきほど尿素は人体にひろく分布していると記述しましたが、尿素はあくまでも低濃度です。たとえば尿素の血中濃度は、0.03%程度です。いっぽう尿素とグリセリンを使用した代表的なレシピの場合の尿素の濃度は、薄めてお顔に使用する場合でも2~3%です。アクア・ダルモール77には高い浸透力があり、2~3%濃度の尿素が角質層内に引き込まれると、角質層の深部にダメージを与えることが懸念されます。
実際に試験的に、尿素とグリセリンを使用した代表的な手作り化粧水と、アクア・ダルモール77のお薦めレシピで出来上がった化粧水の使用感を比較すると・・・。
尿素とグリセリンを使用した代表的なレシピで出来上がった化粧水:肌上にヌルヌル感が長く残る
アクアダルモール77ミネラルのお薦めレシピで出来上がった化粧水:さっとお肌に浸透してサッパリしている
以上のことから、尿素+グリセリンの化粧水の場合は尿素が一気に角質層に浸透するわけではなく、肌上に残って少しずつ肌に作用すると考えられます。そうであれば尿素は角質層の比較的浅い部分のみに作用して溶かし、お肌がすべすべになるのでしょう。もしお肌に刺激が出た場合は、薄めて使用することで、肌トラブルは比較的簡単に回避できます。これがこのレシピの、思想だと思われます。
ですから、安全性が高い優れた保湿剤であるグリセリンを角質層内に浸透させてしまおうとするアクア・ダルモール77のお薦めレシピの思想と、尿素+グリセリンの化粧水の思想は、まったく異質のものです。2つの思想は肌トラブルのリスク無しに、安易にミックスすることは困難でしょう。
また尿素に限らずさまざまな植物成分を、アクアダルモール77ミネラルのお薦めレシピを変形させて加えることは、オススメしておりません。ボタニカルな成分は、オーガニックか否かにかかわらず、アレルギーを起こす成分を含んでいる場合が多々あります。通常の手作り化粧水にブレンドして肌上に残る程度であればリスクは低くとも、アクアダルモール77ミネラルのお薦めレシピで出来上がった化粧水にブレンドすると角質層深くまで引き込まれ、肌トラブルが生じる可能性があります。光過敏症等の重篤な肌トラブルを発症させるリスクのあるローズマリーエキス等は、論外中の論外でしょう。
もし尿素+グリセリンの手作り化粧水では満足できない、角質層にさっと浸透する化粧水を作りたい、化粧下地クリームなしでファンデーション直塗りできる化粧水が欲しい・・・。そのような場合は、ぜひ弊社の「アクア・ダルモール77ミネラル」をお試し下さい。万一ご満足いただけない場合の、返金保証を実施中です。
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