羊水のミネラルバランスは古代海水と同じでリラックス効果大?
前回の記事では、なぜ大昔の海水がスキンケア性において、たいへん優れているかについて書きました。
妊娠されている女性には、リラックスが大事だとよくいわれます。母体がリラックスすれば、おなかの中の赤ちゃんもリラックスして、健康に育つということからです。音楽だけでなく心地よい入浴剤などを利用することも、よい方法かもしれません。
ただし特別なことをぜずとも、赤ちゃんは羊水の中ですでに羊水に包まれて、リラックスしているともいわれています。その理由として、羊水のミネラルバランスは海水と同じで、海に包まれてリラックスするということだそうです。
しかし前回の記事と同じく、羊水のミネラルバランスは海水のそれと違っています。羊水のミネラルバランスは、血漿やリンパ液とほぼ同じです。また羊水中には赤ちゃんの尿等も含まれてきますので、海水とはかなりかけ離れてくるのではとも思えます。
ひとつ言えるとすれば、それは羊水膜内の温度ではないでしょうか。弊社アドバイザー医師の北廣美医師(奈良県三郷町 医療法人やわらぎ会理事長/代替医療分野では超有名な先生)によれば、優れたミネラルバランスはリラックス効果をもたらすそうですが、それ以外の要因として、適した温度もリラックスには重要だとのことです。
羊水の温度は37℃を少し上回る程度で、この温度はたいへんリラックスできます。実際弊社もタラソテラピー入浴料を販売する際には、「37℃程度の体温風呂!」とオススメしております。
恐らくは誕生前のことを覚えている方は、まずいらっしゃらないと思います。従いまして羊水の温度やミネラルバランスが赤ちゃんをリラックスさせているということは、推測の域をでないでしょう。しかしさまざまなミネラルが溶け込んでいる羊水に包まれていることは、赤ちゃんの成長に寄与しているとは思われますが・・・。
次回の記事では産湯の目的から、バスソルトについて論じたいと思います。
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