人気の岩塩やバスソルト/タラソ入浴剤の使用上の注意点
前回の記事では、実際のバスソルトの使用量や使用方法について書きました。今回は使用上の注意点を、まとめて書きたいと思います。
1.お湯の温度
体温と同程度の、36℃前後がイチバン効果的でしょう。ミネラルがお肌に吸着されやすいことが、証明されています。日本人は熱めのお湯が好みのために、その範囲をひろげれば36℃~40℃といった感じでしょうか・・・。
2.かけ湯
お肌が弱い敏感肌の方や塩分にかぶれやすい方は、かけ湯が必要でしょう。肌上の水分が乾燥して塩化ナトリウムの濃度が高まると、お肌への刺激となるからです。かけ湯をすると美肌効果が落ちるため、気にならない方はかけ湯はしないほうがよろしいでしょう。
3.決して食用に転用しない!
バスソルトによっては、製造助剤として二酸化ケイ素(シリカ)を含んでいる場合があります。二酸化ケイ素は食品にも用いられますが、それは微細なタイプで安全性の高いと言われています。(ただしベビーフードに用いられることに関しては、安全性に疑問。)
しかし化粧品に用いられるシリカは大きなタイプであり、消化器官を荒らす危険性があります。お料理の味がまろやかになるかもしれませんが、身体に害を及ぼす可能性がありますのでご注意を!
以上のように、コツと注意点をまとめてみました。やはり気になるのは2番目の「かけ湯」でしょう。岩塩や自然園などの塩化ナトリウム濃度が高いために、これが美肌効果のネックとなります。
この問題・弱点を小さくする方法として、減塩したバスソルトもあります。次回の記事では、死海の塩について書きたいと思います。
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