敏感肌用手作り化粧水 防腐剤/保存料を配合しないメリット/デメリット
出来合いの化粧水では、一般的にはパラベンやフェノキシエタノール等の化学合成防腐剤が配合され、化粧水は腐敗しないように工夫されています。防腐剤を肯定するわけではありませんが、腐った化粧水を使うよりは安全ですので、それはそれで一定の安全性が確保されているわけです。
手作り化粧水の場合は、冷蔵保存するのが一般的です。5℃以下で保存すれば、急激な雑菌の繁殖を抑えることができるからです。弊社の手作り化粧水の材料(アクア・ダルモール77ミネラル[携帯/スマホ・パソコン])のお奨めレシピの場合は、77日分の化粧水が出来上がりますが、1週間分を残して全て冷凍保存をします。冷凍すれば雑菌の繁殖が、完全にストップするからです。
冷やしておくことが面倒といえば面倒であり、これが手作り化粧水の一つの最大のデメリットになりましょう。しかしフェノキシエタノール配合の化粧水等で懸念される呼吸器官への負担や肌への負担から、解放されることとなります。
ただし、ブレンドする成分によっては、冷凍保存が適しない場合も考えられます。冷凍することにより、成分が壊れたり変質する恐れがあるからです。冷凍保存をされる場合は、まずは化粧品成分のメーカーに問い合わせておきましょう。
なおローズマリーエキス等の天然系防腐剤を手作り化粧水にブレンドすれば安全とお考えの方もいらっしゃるようですが、実際にはパラベン等の保存料よりも毒性が強い可能性があり、アレルギーを発症するケースが多々あるようです。化粧水を1本使い終える頃に肌荒れが生じるようであれば、ローズマリーによるアレルギー性皮膚炎だと疑ってみましょう。
次回の記事では、価格面に関するメリットとデメリットについて、書いてまいりたいと思います。
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