« 1.2-ヘキサンジオールの毒性 皮膚・粘膜や内臓への危険性 | トップページ | パラベンフリーとは? 無添加化粧品・化粧水・保湿クリーム等オーガニックコスメのほうがアレルギー・肌荒れ等の危険性が高い? »

2017年1月24日 (火)

化粧品成分 1,2-ヘキサンジオール 催奇性や発がん性の危険性が大きい?

A_masqued

海藻パック マスクダルモールのご紹介ページ]  

 

前回の記事では、1,2-ヘキサンジオールによる皮膚や目に対する刺激等について書きました。今回は1,2-ヘキサンジオールの、もっとシリアスな毒性について書きたいと思います。  

 

前回の記事にも書きましたが、日本では1,2-ヘキサンジオールは、比較的寛容に取り扱われています。しかし米国では1,2-ヘキサンジオールは、かなりシビアにみられています。ニュージャージー州の健康福祉局は1,2-ヘキサンジオールに関する危険性情報を発しています。

 

日本の製造会社のMSDSにはあまり記載されていませんが、腎臓や肝臓に損傷をもたらすリスクに関しての記述もなされています。そして生殖機能の損傷の可能性や発がん性については、充分な評価がなされていないという点を、警告的に記述しています。この点を我々は重視すべきでしょう。すなわち、必要がないのであれば、1,2-ヘキサンジオールを経皮摂取させるべきではないのです。

 

以上のことから、1,2-ヘキサンジオール配合の化粧品のご使用は、慎重に考えるべきでしょう。とくに妊娠しているまたは妊娠の予定がある女性は、万が一のことを考えた場合は、1,2-ヘキサンジオール配合の化粧品/化粧品のご使用は、控えたほうが賢明といえるでしょう。

 

化粧品成分というものは、安全性が担保されていなくとも、どんどん登録されていきます。それまでに危険性が確認されていなければ、とりあえずは大丈夫といった思想です。自動車の後進の誘導の際に「バック オーライ オーライ ぶつかるまでオーライ」とよくない冗談をいう方がいますが、まさにそれなのです。ぶつかるまで(危険性が判明するまで)は、無理やり安全としてしまうわけです。

 

その最たる例が「ポリソルベート80」と称される、不妊化の副作用がある合成界面活性剤です。この成分も後になって、危険性が発覚したわけです。同成分配合の化粧品を使い続けることにより、妊娠できない身体になってしまう可能性があるわけです。(公式サイト内の関連記事 [携帯/スマホ・パソコン])

 

以上のことから、むしろパラベン配合化粧品のほうが、1,2-ヘキサンジオール配合の化粧品よりも、安全性が高いといえるのではないでしょうか。パラベンは長い年月をかけて安全性の評価がなされ、一定の安全性が確保されています。弊社はパラベンを積極的に肯定する立場ではありませんが、1,2-ヘキサンジオールの危険性を考えた場合、そう言わざるを得ないでしょう。

 

今回のこの情報が、皆さまのお役に立てれば幸甚です。どうか誤った情報、または消費者を騙す目的の情報に惑わされることなく、皆さんご自身に適合した、安全なコスメライフをお過ごし下さいませ。

 

 

Trial_bunchu01

タラソテラピーお試しセット ご紹介ページへ

 

Adeffects01

 

Adosusume1e_3
Adosusume2_3
Adosusume3_3
Adosusume4_4
Adosusume5b

アルガアイ流 毛穴ケアのご紹介絵図

アクアダルモール77 ご紹介ページ

マスクダルモール ご紹介ページ

 

公式サイト内の化粧品関連記事集》

パラベン vs フェノキシエタノール

ローズマリー葉エキスの安全性

1,2-ヘキサンジオールの安全性

グリチルリチン酸2Kでお肌がたるむ!?

グリチルリチン酸2Kでお肌デコボコ

エチルヘキサン酸セチルの安全性

低分子ヒアルロン酸で顔面水虫に!

海藻パックでかぶれる原因とは?

石膏パックで低温やけどの危険性

濃グリセリンとは?

 

Algai2013tm

《他の関連サイト等》

サブ公式サイト

美容ブログ アメーバーブログ

はてなブログ

FACEBOOK

TWITTER

|

« 1.2-ヘキサンジオールの毒性 皮膚・粘膜や内臓への危険性 | トップページ | パラベンフリーとは? 無添加化粧品・化粧水・保湿クリーム等オーガニックコスメのほうがアレルギー・肌荒れ等の危険性が高い? »

美容・コスメ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 化粧品成分 1,2-ヘキサンジオール 催奇性や発がん性の危険性が大きい?:

« 1.2-ヘキサンジオールの毒性 皮膚・粘膜や内臓への危険性 | トップページ | パラベンフリーとは? 無添加化粧品・化粧水・保湿クリーム等オーガニックコスメのほうがアレルギー・肌荒れ等の危険性が高い? »