難消化性デキストリンの副作用 ダイエットに安全? 危険?
この記事で、難消化性デキストリンの悪口を、書きたいわけではありません。最初にお断りを、させて頂きます。
難消化性デキストリンとは、その名のとおり、人体内部で消化しにくいデキストリンです。デキストリンとはいわば、分子が小さいデンプンです。
その小さな分子のデンプンには、大きくわけて2つのタイプがあり、一つは糖質として消化できるものと、消化しにくいデンプンです。消化しにくいものが、難消化性デキストリンというわけです。ですから「難消化性」という言葉は、「食物繊維」に置き換えることができます。です。
食物繊維の摂取量が足らないと言われ始めて久しくなりますが、昨今では様々な食物繊維を主体とした、トクホを含む健康食品が市場に出てきました。便秘解消や肥満解消はもちろんのこと、大腸ガン予防を目的として、購買されているようです。
安全性に関しては、目立った副作用も報告されていないようです。摂取し過ぎると、おなかが緩くなったり、おならが出過ぎるといったところでしょうか・・・。
過去の記事のように、昨年末に地元のデパートのヤマトヤシキ加古川店様にて店頭販売をさせて頂きましたが、その際にお客様との会話で、この難消化性デキストリンが話題にのぼりました。そのお客様は便秘解消とダイエット目的で難消化性デキストリンを摂取したのですが、目立った効果はなかったとのことでした。
もちろん、たまたまそのお客様には難消化性デキストリンの効果がなかっただけかもしれませんが、今回の記事の焦点は、そこではありません。お客様の食生活をうかがうと、やはり海藻、とりわけコンブやワカメなどの褐藻類を、ほとんど摂取していなかったのです。
褐藻類には不水溶性食物繊維だけでなく、アルギン酸をはじめとする水溶性の難消化性成分を豊富に含みます。褐藻類を食することが、便秘や肥満の解消に役立つことは、周知のことです。
こういった安全性が確かめられている日本古来の食材を食せず、特別なものに頼るのは、歪な健康志向だと思います。ましてや藻類には、ダイエットミネラルであるクロムをはじめとする海洋由来のミネラルも、豊富に含有されています。
まずは身近なもので改善し、足らなければサプリメントや健康食品等の特別なもので補うべきであると、アルガ・アイは考えます。
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