パラベンフリー化粧水 ローズマリー葉エキスの危険性
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前回の記事では、パラベンのかわりに1,2-ヘキサンジオールを使用した、パラベンフリー化粧品の危険性について書きました。今回よりは天然系防腐剤を使用した、パラベンフリー化粧品について、書きたいと思います。
天然保存料/防腐剤を使用した製品については、これまでは行政は甘く見てみました。天然由来であるから、それほど害が無いのではというのが、その理由です。しかし安全性については、しっかりと評価されていないのが実情なのです。天然由来といえども、特定の成分を濃縮して使用すると、もはや自然な状態ではなくなります。アレルギー発症や催奇性などの危険性が出てきます。
さて、まず最初に取り上げる「ローズマリーエキス」ですが、この成分を配合した化粧水やコスメを肌に塗布することにより、アレルギー性皮膚炎発症や光過敏症発症などのリスクがあることが、わかってきています。美白成分の「ロドデノール」を配合した化粧品によるまだら肌事故は記憶に新しいところですが、それと同様にお肌を美しくするつもりが、お肌の美観を損ねてしまう危険性があるということです。
この成分によるアレルギー性皮膚炎発症の例ですが、たとえばローズマリーエキス配合化粧水を使い始めた頃は何ともなくとも、1~2か月した頃よりお肌に異変が生じ始めることがあるそうです。ご本人は「天然防腐剤配合の完全無添加化粧品だから、きっと体調がよくないのだろう。」と決して化粧品のほうを疑わず、そのまま使い続けるそうです。そして気が付いたら重度なアレルギーに陥り、体表の肌荒れだけでなく、体内奥深くにまでアレルギーは刻み込まれるようです。
弊社は手作り化粧水材料の「アクア・ダルモール77ミネラル」を扱っている関係上、自称「超敏感肌」のお客様とお話しする機会が多く、このローズマリーエキス配合化粧品をお使いになって、アレルギー性皮膚炎と思われる肌荒れを起こした経験をお持ちの方が、たいへん多いのです。逆にパラベン配合化粧品で、実際に肌トラブルを起こした方が、ほとんどおられないのが実態です。
もちろんローズマリーエキス配合化粧品が大丈夫な方は、いらっしゃるかもしれません。しかし何らかのお肌の異変を感じたら、すぐにご使用を中止すべきでしょう。決して「天然防腐剤だから」などと、過信すべきではありません。
次回の記事でも、他の防腐剤を配合した、パラベンフリー化粧水/化粧品について、書きたいと思います。
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