いちご鼻や開いた毛穴の黒ずみ 石膏パックで改善できる?
前回の記事では、電動洗顔ブラシを使用したいちご鼻対策の、効果と安全性について書きました。今回は石膏パックによる、いちご鼻対策や毛穴の黒ずみ対策について、書きたいと思います。
通常の発熱式石膏パックの効果として、肌デトックス/毒素排出の他、毛穴を開かせて汚れを取る効果などが宣伝されています。また冷却時に毛穴を引き締める効果なども、宣伝されているようです。
最近低体温症とまではいかなくとも、36.0℃程度の低い体温の女性が増えていると言われています。基礎代謝が低いために、どちらかといえば皮下脂肪がたまりやすい傾向があるようです。当然ながらセルライトができやすく、部位的には顔も例外ではないようです。
そういった状態のお顔の場合は、血行も落ちているため、お肌は美しさを失っている可能性が高いでしょう。そんな方が発熱式石膏パックの施術を受けた場合は、一時的にせよ血行や肌代謝が促進され、絶大な効果をもたらすかもしれません。
しかし毛穴の開きやいちご鼻に対しては、発熱式石膏パック自体は直接的効果はもたらさないようです。施術時に塗布する美容液に高い保湿効果がなければ、いくら石膏パックの力で美容成分を角質層奥へ浸透させたとしても、毛穴はやはり閉じません。弊社は、毛穴の開きでお悩みのお客様よりさまざまなご相談や情報を頂きますが、石膏パックで毛穴が閉じた方は、おられないのが実情です。
弊社のソフト石膏パックは非発熱式の石膏パックのため、発熱しません。しかし毛穴の開きや脂浮き/テカリ、そしてそれらが複合したいちご鼻への効果が高いと、とても好評です。そのことからも、温度はそれほど重要ではなく、あくまでも配合している美肌成分が重要といえるでしょう。
以上のことから、石膏パックそれ自体が、苺鼻や毛穴の開きに対して、直接的な改善効果はもたらさないと考えるのが妥当でしょう。石膏パックの最大のメリットは、体温が低い方のお顔の代謝を高めることであると、いえるでしょう。
次回の記事では、いちご鼻や開いた毛穴の黒ずみに対するピールオフパックの効果について、書きたいと思います。
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