食器用洗剤 すすぎは何回が安全? 泡切れは目安になる?
前回の記事では、合成界面活性剤であるLASの、危険性と安全性について書きました。今回の記事では、キッチン洗剤ではどれぐらいすすぐべきかについて、書きたいと思います。
結論から申し上げますと、たとえば容器やコップの場合は、数十回以上すすぐべきでしょう。研究機関などで、たとえば試験管を合成洗剤で洗った場合は、数十回、場合によっては百回以上すすぐともいわれています。
なぜなら合成洗剤は、なかなか落ちないからです。合成洗剤が残ったまま実験をすれば、残留洗剤が悪さをして、正しい実験結果が得られないためです。
食器の場合もやはり安全性を考えた場合は、同様にすすぐべきでしょう。とくに化学物質に敏感な方は、望ましいでしょう。
そこまでならなくても・・・。
泡がなくなったら、それでいいんじゃないの?
確かに泡は、ひとつの目安かもしれません。しかし前回の記事にも書きましたが、合成界面活性剤であるLASの特徴は、泡立ちが穏やかである点です。逆にいえば、泡がなくとも洗浄成分がしっかり残っている可能性があるということです。
泡がなくとも少しでもヌルヌル感が残っているようであれば、食器を指で触ってキュキュッと鳴るまですすぐというのも、ひとつの方法かもしれません。
食器は何度もすすいで安全性確保に努めているけれども、手指が粉吹き肌になってしまって・・・。
次回の記事では、台所合成洗剤で手や指が粉を吹いてしまう方への、対処方法について書きたいと思います。
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