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2018年4月28日 (土)

手作り化粧水 BG(1,3-ブチレングリコール) vs グリセリン

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前回の記事(初回記事)に引き続き、今回より手作り化粧水に配合する化粧品成分の、効果や安全性などについて、書いてまいりたいと思います。今回は、市販の化粧水などによく配合される代表的な保湿成分のBG(1,3-ブチレングリコール)とグリセリンを取り上げ、これら比較してまいりたいと思います。

この2つの化粧品成分は、手作り化粧水用途にも、これらの保湿剤は販売されています。手作り化粧水どちらを配合するべきかとお悩みの方は、少なくないようです。しかし同じ保湿剤であっても、使用感はまったく違います。端的に申し上げるなら、BG配合の場合はさっぱりしているのに対して、グリセリン配合の場合はベタツキがある傾向にあります。

しかし安全性/危険性においては、たいへんな差があります。BGの場合は、接触性皮膚炎の事故例が、しばしば報告されていますが、グリセリン場合は事故例の報告は皆無もしくは稀です、したがいまして、敏感肌の方が今から化粧水を手作りをしようとお考えの場合は、グリセリンを選択したほうが間違いなく安全性が高いといえるでしょう。

なお、先ほどグリセリンを配合すればベタツキがある傾向にあると申し上げましたが、あくまでも一般的なことであり、すべてが当てはまるわけではありません。市販のグリセリン配合化粧水や、一般的な手作り化粧水のレシピでは、化粧水が角質層内へ浸透せず、肌上に残ってしまう場合が多いからです。化粧水の大半が角質層内に浸透してしまえば、ベタツキはそれほどなく、サッパリしています。

これはじつは、使用感だけの問題だけではなく、化粧水の機能面において、重要な意味があります。グリセリンは、角質層内に浸透してこそ、初めてグリセリンの機能を果たします。逆に肌上にグリセリン配合化粧水が残った場合、もしグリセリンの配合量が高い場合は、グリセリンが角質層内からも水分を引っ張り、お肌が乾燥してしまうリスクがあります。

以上のことからグリセリン配合化粧水でも、肌浸透性が上手に設計された手作りレシピであれば、ベタツキはほぼ気にする必要はないでしょう。弊社は手作り化粧水材料(名称:アクア・ダルモール77ミネラル)を販売しておりますが、お薦めレシピで出来上がった化粧水は角質層内へサッと浸透する超サッパリタイプと、ご好評を頂いております。

次回の記事では、もう一歩グリセリンに踏み込んで、「濃グリセリン」について書きたいと思います。 

 

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