ダブル洗顔 やめたらセラミド不足の乾燥肌や乾燥性敏感肌が改善・解消? クレンジングオイルと洗顔料の肌負担
セラミド原液をはじめとして、セラミド化粧水やセラミド美容液やセラミドパックなどのセラミドスキンケア製品には、さまざまな添加物が加えられているということを、前回の記事で書きました。今回の記事では、セラミド不足の肌の状態の解消・改善方法について、書きたいと思います。
それは、セラミド化粧品に頼らずに、セラミドを増やす方法です。セラミド製品を使用しなければ、製品に含まれる添加物で、肌トラブルを起こす危険性はゼロになります。体質にもよりますが、たいへん大きな効果が期待できます。
その方法とは、お肌からセラミドを奪わないようにすることです。年を重なることにより、セラミドの合成力は低下すると言われています。しかしお肌からセラミドを奪い取ることをしなければ、今まで奪い取っていた分のセラミドを増やすことができます。単純な計算です。
お肌からセラミドを奪い取る危険性がイチバン危惧されるのは、合成洗剤洗顔です。とくにクレンジングオイル(溶剤入りの合成洗剤)と洗顔フォームを併用したダブル洗顔は、体質により根こそぎセラミドをお肌から奪い取る危険性があります。弊社の今までの経験では、とくに40代以上の方は注意が必要でしょう。
この場合の解決方法は、お肌に優しい純石鹸洗顔に切り替えることです。ただし純石鹸洗顔に切り替えるためには、化粧下地クリームを使用したしっかりメイクから、化粧下地を使用しないファンデーション直塗りのナチュラルメイクに切り替える必要があります。今までの弊社の経験では、おおいにお肌の改善が見込めます。なぜならセラミドをお肌から奪い取る危険性が、大きく減少するからです。
純セッケンそのものは、洗浄力に優れています。しかし洗顔時に角質層内のミネラルと結びつくことで金属石鹸となり、洗浄力はなくなってしまいます。そのため純石鹸を適切に使用すれば、角質層を突っ切ることはまずあり得ません。
しかし合成洗剤の場合は、全然違ってきます。角質層に含まれるミネラルに左右されることなく、角質層内へどんどん侵攻していきます。その結果、セラミドさえも洗い流してしまう危険性が高まるわけです。
先ほど体質によると申し上げたのは、合成洗剤に比較的強い方と弱い方がおられるからです。ダブル洗顔をすれば毛穴が大きく開いて目立った李脂浮き/テカリがひどくなる方、また場合によってはニキビがひどくなる方は、合成洗剤に弱い方でしょう。この場合は純石鹸洗顔に切り替えることにより、セラミド不足の肌の状態を劇的に改善できる可能性があります。
以上にように、セラミドスキンケア製品を使用してお肌へセラミドをを補給するよりも、セラミドをお肌から奪わないことが、安全かつ合理的なセラミドスキンケアといえましょう。お肌から過度に潤いを奪い取ることなく、またお財布にも優しい、アルガ・アイ流セラミドケアのご提案です。
次回の記事では、セラミドを積極的に増やす方法について、書きたいと思います。
(2018年11月7日付けアメブロ記事より転載)
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