セラミド原液でセラミド不足の肌の状態を安全に改善できる?
公式サイト内の関連記事や手作り化粧水専用ブログへのアクセスの状況をみたところ、「セラミド原液 + 危険性」「セラミド原液 + ○○○」といったキーワードでのアクセスが増えております。11月になってそろそろ乾燥肌の季節になったため、セラミド原液をはじめとするセラミドコスメへの安全性に、疑問を持たれた方が多くなられたのではと思われます。
しかし、少なくとも弊社では、セラミド自体に危険性があるといったことは、耳にしたことがありません。しかしセラミド美容液やセラミドパックやセラミド配合化粧水などのセラミドスキンケアコスメやセラミド原液で、肌トラブルを生じた方は決して少なくないようです。手作り化粧水の材料や容器を弊社が販売している関係上、自称「超敏感肌」のお客様より、多岐にわたるさまざまな体験談や情報を頂戴します。
その中でイチバン多いのがローズマリー葉エキス(ローズマリーエキス/ROE)を天然防腐剤とする化粧水等によるアレルギー性皮膚炎などの肌トラブルですが、セラミド関連アイテムで肌トラブルを生じた方も少なくないのです。とくに「セラミド原液」と称されるセラミド製品の全成分をみてみると、、「?」と感じることが多々あります。
それは、「原液」と称するのであれば、その成分のみで構成される、または必要最小限度の添加物しか入っていないと思い込んでも、しかたがないことでしょう。しかし実際にはじつに、さまざまな添加物が含まれているようです。製品にによっては、セラミドBG(ブチレングリコール)や防腐剤の1,2-ヘキサンジオールが、多量に配合されている場合もあるようです。
率直に申し上げて、BGは接触性皮膚炎を起こすことがよく報告されている、敏感肌には危険性が高い成分です。セラミドを欲される方は乾燥性敏感肌に陥っている可能性があるため、注意が必要でしょう。1,2-ヘキサンジオールについては、このような毒物は論外でしょう。海外、とくに米国では、猛毒として扱われています。
以上のことから、セラミド原液なる製品に含まれている添加物が、お肌に悪影響を与えた可能性が、十分に考えられるでしょう。このあたりも十分にお考えになられたうえで、セラミドスキンケア製品を選ばれてはと思います。
次回の記事では、セラミド製品を使わずに角質層内のセラミドを増やす、アルガ・アイ流のスキンケア術について書きたいと思います。
(2018年11月5日付けアメブロ記事より転載)
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