危険な材料を排除した安全なレシピで手作り化粧水/コスメ!
手作りした化粧水やコスメ/化粧品には、安全面の観点から賛否両論があるようです。否定的な意見としてイチバン多いのはやはり、専門知識に乏しい素人が安全性を確保することが困難ということでしょう。これはこれで、正しいご意見でしょう。
化粧水などのお肌に塗布する外用のものは、食品より気をつけなければならない側面もあります。それまで、乾燥肌程度でお悩みだった方が、不適切な手作り化粧水で乾燥性敏感肌に陥るといった方は、決して少なくありません。そうなってしまえば、何のための手作りコスメかということになってしまいます。
とはいえ、インターネットが普及した現在では、手作り化粧品の作り方に関する情報が無償で入手することが可能です。信頼性の高い情報を選択することで、安全性の高い化粧品をご家庭で作ることも可能でしょう。必要であれば試してみるのも、よろしいかと思います。
この情報を選択するときの注意点ですが、手作りコスメの原料や素材を販売しているオンラインショップ上の広告文句を、鵜呑みにしないことです。安全性/危険性に関しては、第三者の情報も得ておきましょう。なぜなら、手作り化粧品で肌トラブルはもちろんのこと、アレルギーや大人アトピーを発症したとしても、自己責任となります。
弊社は手作り化粧水の素材を販売している関係上、手作り化粧水に関してお客様から様々な情報を頂戴します。その中で肌トラブルやアレルギー発症が多いのは、下記の手作りコスメの原料/素材です。
①ローズマリー葉エキス(ローズマリーエキス/ROE)
天然由来の防腐剤だから安全だと宣伝されていますが、安全だとする科学的根拠は皆無に等しいです。アレルギー性皮膚炎などの発症の危険性があるだけでなく、体内まで蝕まれるリスクがあります。(→ 弊社公式サイト内記事)
②1,2-ヘキサンジオール
保湿剤といった宣伝もなされているようですが、本質は防腐剤です。化粧品に使用され始めてから日が浅く、安全性は確保されていません。信頼性に乏しい断片的な情報程度はあるようですが、データの蓄積は皆無に等しい状態です。肝臓を侵すことが知られており、アメリカのニュージャージー州の健康福祉局は市民に対して、猛毒の可能性ありとの注意を呼びかけています。(→ 弊社公式サイト内記事)
③低分子ヒアルロン酸(ナノヒアルロン酸)
即危険というわけではありません。しかし保湿効果欲しさに欲張って高濃度配合をすると、顔中が水虫(顔カビ)になってしまう危険性がります。この処置を誤ったために、大人アトピーを発症しまった方もおられました。なお、アトピー肌(アトピー性皮膚炎)や乾燥性敏感肌の方には、ヒアルロン酸そのものがタブーです。(→ 弊社公式サイト内記事)保湿化粧水の手作りに、ヒアルロン酸は必須と考えられがちですが、必須ではありません。
この他にも気をつけて頂きたい化粧品成分は無数にありますが、弊社の経験では上記がワースト3です。
また成分以外にも、手作り化粧品がお肌に牙をむく場合があります。その代表的な例は、専門知識もなく、かといって情報を収集する努力もなく、さまざまな化粧品成分や化粧水どのものを、まるでカクテルを作るかのようにブレンドをして楽しまれている方です。そのような危険な行為をされている方は、何をつけてもお肌に合わない超敏感肌に陥ってしまうようです。どうかご注意下さいませ。
(2019年1月23日付けライブドア記事より転載)
《公式サイト内の化粧品関連記事集》
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