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2020年4月 8日 (水)

新型コロナウィルス対策 1日当たり1~2gの昆布摂取をおすすめする理由

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前回の記事よりの続き)

感染症対策として、すべての栄養素を適切に摂取しておくことが勿論望ましいですが、その中でもとりわけ重要とされているミネラルがあります。そのうちのひとつが海洋ミネラルのヨウ素(ヨード)で、不足すると衰弱して易感染性に陥ることが知られています。。。。。。

ヨウ素は魚介類にも含有されていますが、とりわけ海藻に蓄積されやすい性質があります。最もヨウ素を含むのは昆布であり、乾燥体グラム当たり5mg程度です。(1mgは1/1000グラム、厚生労働省は含有量を1.3mgとしているが、これはきわめて低めの数値。)

日本人の食事摂取基準2020年版によれば、ヨウ素の成人の推奨摂取量は0.13mg/日で、許容上限摂取量は3.0mg/日とされています。ヨウ素は摂取量が少なくても多すぎても、甲状腺疾患の原因となり得ます。

厚生労働省は、日本人は平均的にヨウ素は十分足りている、むしろ過剰摂取気味であるとしています。しかしこれはあくまでも、「平均」であって、海藻が好きな方は3度の食事に、昆布ダシのお味噌汁を摂取する方もおられる。

1回に昆布3グラム使用するとして3食で9グラム、ヨウ素換算で45mgとなりますが、それがただちに甲状腺疾患につながるというわけではないようです。なぜなら大豆を原料とする豆腐や味噌には、過剰なヨウ素を解毒する作用があるからです。とはいえ安全のため、昆布であれば2グラムまでに抑えるべきでしょう。日本人であれば10mg程度のヨウ素摂取は実害がないとされている意見が支配的であり、実際そのレベルで甲状腺疾患は発生しないようです。

(詳しくお知りになりたい方は、弊社公式サイト内の海藻のヨウ素含有量に関する記事海藻と豆類の組み合わせに関する記事をご参照下さい。)

このようにヨウ素摂取が過剰気味になる方がおられるということは、足りない方もおられるということになります。あくまでも「平均的に足りている」からです。専門家によれば、ヨウ素不足の方は決して少数ではなく、かなりおられる可能性が高いとのこと。端的にいえば、洋食中心の食生活しか食さない方は、ヨウ素不足である危険性があります。ヨウ素は寒い時期に多く消費されることから、春先には体内のヨウ素が枯渇している可能性もあります。とくに胎児を宿した妊婦さんは赤ちゃんの成長にもヨウ素が必要であるため、要注意でしょう。

また困ったことに洋食中心でありながらも、なぜか豆腐だけは食するといった方もおられるようです。大豆の成分はヨウ素を消費してしまうため、決定的なヨウ素不足に陥る危険性があります。国によっては大豆を子供に摂取させないようにしていますが、この大豆の成分が必要なヨウ素までも消費してしまうという副作用を懸念してのことです。ヨウ素が不足すれば、子供の成長は止まります。

最初にヨウ素不足は易感染性になると申し上げましたが、これは新型コロナウィルスに対しても例外でない可能性が非常に高いと考えられます。下記は2020年3月31日現在の、人口に対する新型肺炎による死者の比率(%)です。比較しやすくするために、小数点以下の桁数は揃えていません。

イタリア  :0.026
フランス  :0.013
アイルランド:0.003
デンマーク :0.003
ノールウェイ:0.001
韓国    :0.0004
日本    :0.00001

緯度が低い国では、冷房が極端に普及でもしていない限りはパンデミックは起こりにくいため、対象から除外しています。

同じEU諸国でもイタリアとフランスに比べて、アイルランドとデンマークとノールウェイの死者が、一桁少ないことに気づきます。また韓国はもう一桁少なく、さらに日本はもう一桁少なくなります。じつはイタリアとフランス以外は、海藻を食する何らかの文化・風習があるようです。

ノリやコンブやワカメやヒジキは、そのまま英語としても通用するぐらい、食用海藻として利用した文化は日本が最初とされています。よく似た例ですが、民族名を冠している海藻もあります。アイリッシュモスとよばれるツノマタで、学名は“Chondrus Crispus”です。増粘多糖類のカラギナンの原料となります。千葉県には「海草」と称される郷土料理がありますが、それは近似種のコトジツノマタを調理したものです。アイルランドに住むケルト人は古来よりこの海藻を食料として利用してきました。とくに飢饉のときには、この海藻で飢えを凌いだとされています。

そのケルト人でですが、フランスにも多く住む地域があります。かつてはブルターニュ公国であった、現在のブルターニュ州です。この地域に限っての2020年4月6日時点の死亡者の比率(%)は、下記のとおりです。

ブルターニュ州:0.002

デンマークとノールウェイは、バイキングを生んだ国とされています。船乗りにとってイチバン厄介な病気は、ビタミンC不足による壊血病でした。バイキングはビタミンC補給のため、ヒバマタ(フーカス)という海藻を食べていたという事実があります。詳しく調べてみないと正確なことは言えないものの、デンマークとノールウェイは海藻を食用とすることには抵抗がないようで、海藻を使用した様々な開発されているようです。

韓国旅行をされた方はご存知だと思いますが、キムパプ(キンパ)と称される海苔巻きご飯があります。日本の巻きずしから酢を抜いたものとほぼ同じです。もともとサンドイッチと同じく行楽用でしたが、大都市の裏通りを歩けば学校帰りの子供たちが、屋台で頬張っているのをよく見かけます。それほど韓国における海苔の摂取量は多いのです。またビビンパ等の韓国料理には、ワカメなども使用されています。

イタリアやフランスに比べれば、他の国の殆どは島国または海に囲まれていて、人の往来は少ないのではという議論の余地はあるでしょう。しかし次の事実を考え併せれば、あながち間違った方向ではないことを、ご理解頂けると思います。(→ 次の記事

 

公式サイト内の「アルガ・アイ流 新型コロナ論 第2部」全文

 

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