美白化粧品や薬用美白化粧水にグリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸二カリウム)がよく配合される理由とは?
弊社公式サイト内の「グリチルリチン酸ジカリウム 平成のまとめ」の連続記事を追記・補完のうえ、再編成いたしました。下記は第2章の内容の一部です。
(前回の記事よりの続き)
前回の記事では、グリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K/グリチルリチン酸二カリウム/GKⅡ)の配合目的は、その化粧水等コスメや薬用化粧品(医薬部外品)にアレルギーを引き起こす物質(アレルゲン)が含まれていて肌荒れ等が生じた場合に、抗炎症作用で肌荒れを防止することだと述べました。そしていま一つの配合目的には、非常に低俗なものがあります。
多くの女性は、白いお肌に憧れます。これは日本に限らず、東南アジア諸国でも同様の傾向があるようです。ですから美白化粧品や薬用美白化粧品は、いつの時代でも大変人気です。じつは美白化粧品にこのグリチルリチン酸ジカリウムが配合されている場合が、非常の多いのです。
炎症/肌荒れやアレルギーを鎮静化させるということは、血流/血行を低下/悪化させるということです。そうすればお肌は、病的な白さが得られます。この美白効果をメリットとする美白化粧水や美白美容液や薬用化粧品、そして洗顔石鹸などが、実店舗やオンラインショップなどでたくさん販売されています。
じつは化粧品だけでなく医薬部外品であっても、すでに黒ずんでいるお肌を白くするという効果効能は、法律により標榜してはならないことになっています。グリチルリチン酸ジカリウムが配合されている化粧品や医薬部外品で、そのような宣伝をしている場合は、まず間違いなく同化粧品成分で、血行を阻害していると考えて差し支えないでしょう。後段でご説明いたしますが、これは乙女心をくすぐる非常に低俗な手法であり、大きな問題や危険性をはらんでいます。(続きの記事へ)
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