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2021年2月 6日 (土)

美白効果が高い化粧水やクリーム等の化粧品/スキンケア商材 血流やターンオーバー/肌代謝が低下して美肌の大敵! 

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弊社公式サイト内の「グリチルリチン酸ジカリウム 平成のまとめ」の連続記事を追記・補完のうえ、再編成いたしました。下記は第4章の内容の一部です。    

前回の記事よりの続き)

前回までの記事では、外用・内用にかかわらず、漢方では甘草(カンゾウ根エキス)の長期使用はタブーであること、すなわち甘草の主要薬効成分であるグリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K/グリチリルリチン酸二カリウム/GKⅡ)の常用もすべきでないことを書きました。それではいったい、グリチルリチン酸ジカリウムがどの程度の配合量の化粧水等コスメや薬用化粧品(医薬部外品)であれば、毎日使っても副作用のリスクが低いかについて、書きたいと思います。

法令で定められている、グリチルリチン酸ジカリウムの化粧品の場合の配合率の上限は、下記のとおりです。

① 粘膜に使用されない且つ洗い流すもの: 0.8%

② 粘膜に使用されない且つ洗い流さないもの: 0.5%

③ 粘膜に使用されるもの: 0.2%

薬用化粧品を含む医薬部外品の場合は、上記①に相当する薬用シャンプーや薬用リンス等のヘアケア製品の場合で、同じく0.8%となります。上記②に相当する薬用美白化粧水などでは、化粧品より少ない0.3%です。上記③に相当する歯磨き粉などでは、同じく0.2%となります。これらの規制にしたがって製造されている製品であれば、毎日適量を使用している限りでは、重篤な副作用は出ないであろうというものです。

しかし上記のことは、美肌作りにマイナスであるか否かといったこととは、おおよそ無縁のことです。たとえばグリチルリチン酸ジカリウムを配合したコスメ/化粧品や薬用化粧品を塗布した直後にグリチルリチン酸ジカリウムを配合していないスキンケア製品よりも著しくお肌が美白(偽美白)されるのであれば、それはすでに「血行不全」や「新陳代謝低下」の副作用を起こしているということです。すなわち、実際に使用してみれば、その危険度がはっきりとわかるわけです。

そのような偽美白効果の強い化粧水/薬用化粧水を、たとえば朝7時に塗布して夜7時まで白くあり続けるということは、美肌作りに不可欠のターンオーバーが半日間も、まともにできないこととなります。さらに就寝前にもグリチルリチン酸ジカリウム配合化粧水等を塗布したり、グリチルリチン酸配合薬用石鹸などで洗顔をするのであれば、ほぼ一日じゅうまともに新陳代謝ができないことになってしまいます。

このような状況下であれば、お肌は老化する一方でしょう。肌代謝/デトックス不全に陥り、デトされるべき汚い老廃物もお肌に溜まるわけですから、お肌が黒ずんだりくすむのは、当然のことでしょう。老廃物と皮下脂肪が絡み合った、セルライトができることも!

何らかの目的があって短期的な使用であれば、お肌を偽美白するグリチルリチン酸ジカリウム配合品の短期間の使用は、やむを得ないでしょう。しかし常用するのであれば、、お肌が白くならない程度のグリチルリチン酸ジカリウム配合品に、とどめておくべきでしょう。そして使用頻度も可能な限り少なくして新陳代謝を少しでも阻害しないことが、お肌のためでしょう。続きの記事 へ)

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